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監修者:院長 田牧 聡志(たまき さとし)
シミ取りは、お顔の印象を大きく変える美容治療です。しかし、一口に「シミ」といっても、その種類や原因は様々。適切な診断なくして効果的なシミ取りは実現できません。
当クリニックでは、形成外科専門医がシミの種類を正確に診断し、レーザー治療・光治療・内服療法など、あなたに最適なシミ取り方法をご提案します。
シミは、単に「肌に茶色い斑点がある」という状態だけではありません。多くの方が、その見た目によって、心の中で様々な悩みを抱え、日常生活に少なからず影響を受けていらっしゃいます。
例えば、写真撮影や人と会う際に顔を見られることが気になり、自信を持って過ごせない、というお声をよく耳にします。あるいは、メイクで隠すことに時間をかけ、厚塗りになってしまうことに悩む方も少なくありません。
また、コンシーラーやファンデーションを重ね塗りしても隠しきれず、マスクを外すことに躊躇してしまうといった声もよく聞かれます。些細なことのように思えるかもしれませんが、こうした小さな悩みが積み重なり、自己肯定感の低下に繋がってしまうこともあります。
当クリニックでは、シミが患者様の心に与える影響を深く理解しています。私たちは、単にシミを除去するだけでなく、患者様がこうした精神的なお悩みから解放され、自信を持って毎日を過ごせるよう、真摯にサポートしたいと考えています。どんな些細なことでも構いませんので、どうぞ安心してご相談ください。
シミ取り治療で重要なのは、「正しい診断」です。シミには複数の種類があり、治療法を間違えると逆に濃くなることもあります。

最も一般的なシミで、紫外線が原因。30代以降に増加し、境界線がはっきりしているのが特徴です。
→ シミ取り方法:ピコレーザー、IPL光治療が効果的

30~40代の女性に多く、両頬に左右対称にできる地図状のシミ。女性ホルモンが関与しています。
→ シミ取り方法:内服療法、必要に応じてピコトーニング(従来のレーザーは悪化の恐れ)

遺伝的要素が強く、鼻を中心に小さな茶色い斑点が散在。紫外線で濃くなります。
→ シミ取り方法:IPL光治療、ピコトーニングで徐々に改善

ニキビ跡や傷、虫刺されなどの炎症後にできるシミ。
→ シミ取り方法:時間経過で自然消失するが、治療で早期改善可能
ご自身のシミがどの程度のものか、気になる方もいらっしゃるでしょう。
当院では、シミの種類だけでなく、濃さ・大きさ・分布も考慮し、よりきめ細やかに診断しています。
ご自宅でもできる簡単な見分け方と、それぞれのタイプの特徴をご紹介します。
《特徴》直径5mm以上で、周囲との境界線がはっきりしている濃い茶色のシミ。
《影響》顔の印象を大きく変え、年齢より老けて見られることが多いです。
《治療の検討》ピコレーザー(ピコスポット)が最も効果的。1~2回の治療で改善可能。
《特徴》顔全体に小さな茶色い斑点が散らばっている状態。数が多いのが特徴。
《影響》一つ一つは小さくても、全体的にくすんで見え、透明感が失われます。
《治療の検討》IPL光治療(ライムライト)で一度に複数のシミを改善。3~5回の治療が推奨。
《特徴》両頬に左右対称に広がる、境界がぼんやりした茶色いシミ。
《影響》従来のレーザーで悪化する可能性があり、慎重な診断が必要です。
《治療の検討》内服療法が基本。長期間の継続治療が必要。
ご自身のシミがどのタイプに該当するかご不明な場合でも、まずは一度当院へご相談ください。専門医が丁寧に診察し、正確な診断と最適な治療法をご提案いたします。
シミの種類と程度によって、適切な治療法が異なりますが、基本的に手術は行いません。 治療の適応については、受診時に医師が診断し、最適な方法をご提案します。
⇨ IPL光治療(ライムライト)がおすすめ。一度に複数のシミにアプローチできます。
⇨ ピコレーザー(ピコスポット)が効果的。1~2回で除去可能です。
⇨ 肝斑の可能性があります。長期間の内服療法が必要です。
シミの改善を目指し、美白化粧品やサプリメントを試されている方もいらっしゃるかもしれません。軽度のシミや予防には効果が期待できますが、以下のメリット・デメリットをしっかりと把握することが重要です。
手軽に始められる、日常のスキンケアで継続しやすい。
・すでにできた濃いシミには効果が限定的
・改善まで長期間(数ヶ月~数年)かかる
・肝斑など特殊なシミには専門治療が必要
・間違ったケアで悪化する可能性もある
ご自身でのケアに限界を感じたり、より確実な改善を望む場合は、専門医による診断と治療をご検討ください。
一兆分の一秒という超高速パルスで色素を粉砕。従来のレーザーより肌への負担が少なく、ダウンタイムが短いのが特徴です。
料金:11,000円~
複数の波長の光を照射することで、小さなシミ、そばかす、くすみを一度に改善。「フォトフェイシャル」とも呼ばれる人気のシミ取り治療です。
回数:3~5回(月1回ペース)
肝斑治療の基本は内服療法です。腰を据えて長期間の内服をお勧めします。また必要に応じて、従来「レーザーは禁忌」とされた肝斑も、ピコトーニングなら治療可能な場合もあります。
治療期間:3~6ヶ月
当クリニックが推奨するシミ取りプラン:
この方法により、効率的かつ確実なシミ取りが可能になります。
治療後、一時的にシミが濃くなることがあります。数ヶ月で改善することがほとんどです。
シミ取り治療後も、紫外線対策を怠るとシミが再発することがあります。継続的なケアが必要です。
誤った治療法(強いレーザー)を選ぶと、肝斑が悪化する可能性があります。正確な診断が重要です。
シミ取り治療は、再発のリスクが指摘されることも事実です。しかし、当院ではそのリスクを最小限に抑えるための様々な工夫を凝らしています。
シミ取り治療の成功には、治療後の適切なケアが不可欠です。シミが再発しないよう、患者様ご自身によるケアが非常に重要となります。
当院では、以下の術後ケアを徹底指導し、シミの再発を防ぎます:
看護師が術後ケアの方法を丁寧に指導し、患者様の疑問や不安を解消しながら、長期的なサポートを行います。
万が一、再発の兆候が見られた場合でも、早期にご相談いただくことで適切な対応が可能です。どうぞご安心ください。
デリケートな顔のシミだからこそ、クリニック選びは非常に重要です。当クリニックは、医療技術と美容の両面から、患者様の『なりたい』をサポートします。当院が多くの患者様から選ばれる理由をご紹介します。
当院院長は形成外科専門医として、シミの種類を正確に見極める診断力を持っています。その豊富な経験と知識は、様々なタイプのシミに対応できる強みです。他院で改善しなかったシミや、肝斑と老人性色素斑が混在する難しいケースでお悩みの方も、どうぞご安心ください。
特にシミ取り治療で重要なのは、「正しい診断→適切な治療法の選択」です。当院では、肝斑には長期間の内服療法を行うなど、シミの種類に応じた最適な治療計画をご提案いたします。
シミ取り治療は再発のリスクが指摘されることもありますが、当院ではそのリスクを最小限に抑えるための工夫を凝らしています。
IPL光治療で小さなシミを除去→ピコレーザーで大きなシミを除去→継続的なメンテナンス治療という流れで、再発を予防します。
シミ取り後の紫外線対策について、具体的な方法を丁寧に指導します。日焼け止めの選び方から塗り方まで、細かくサポートします。
治療後2~4週間での経過観察、定期的な診察で、患者様のお悩みに寄り添いながら、長期的な安心感を提供します。
シミというデリケートな肌の悩みだからこそ、安心して相談できる環境を整えています。当院では、女性スタッフによるきめ細やかなサポートと、プライバシーに配慮した診療空間で、リラックスしてご相談いただけます。
シミ取り治療は基本的に自由診療(保険適用外)ですが、当院では、患者様の症状を正確に診断し、費用面も含めた最適な治療計画をご提案いたします。
費用に関する不安を解消し、患者様のご希望と経済的な負担を考慮した上で、納得いただける選択肢をご提案いたします。
医師がシミの状態を確認します。シミの種類、濃さ、大きさ、分布を詳しく診察し、重症度を評価します。 治療方針、治療方法、リスクなど、スライドを用いて詳しく説明します。 治療を希望された場合、次回の予約を行い、診療を終えます。もしもご不安なことがありましたら、お気軽にご相談ください。
施術前に写真撮影を行います。
レーザー照射または光治療を行います。 施術中の痛みは輪ゴムで弾かれる程度ですが、痛みに弱い方には麻酔クリームもご用意しています。
施術時間は、照射範囲によって変わりますが5~30分程度です。
腫れや赤みなどの状態に応じて休憩後、ご帰宅いただけます。 ピコレーザーの場合は保護テープを貼付します。
✓ 医療機関でしか受けられない確実な効果
✓ 化粧品では不可能なシミの除去
✓ 肌質改善・トーンアップ効果も期待できる
✓ 医師の診断により安全に治療
✓ 複数の治療法から最適な方法を選択可能
✓ 保険適用外(自費診療)
✓ ダウンタイムが必要な治療もある
✓ 複数回の通院が必要な場合がある
✓ 色素沈着のリスク(一時的)
✓ 継続的な紫外線対策が必須
シミ取り治療を受ける前に
シミ取り治療は「1回で終わり」ではなく、「根気よく続ける」ことが成功の鍵です。
比喩で例えるなら:シミ取りは「庭の雑草取り」に似ています。
大きな雑草(大きなシミ)はすぐに抜けますが、小さな雑草(小さなシミ)は
根気よく取り続ける必要があります。
そして、取った後も定期的な手入れ(メンテナンス治療と紫外線対策)をしないと、
また生えてきてしまうのです。
当クリニックでは、あなたのシミの状態、ライフスタイル、
ご予算に合わせた最適なシミ取りプランをご提案します。
症例紹介1
ピコレーザーの「ピコスポット」による頬のシミ取りの症例です。
ピコスポットは皮膚の真皮層にある色素などを破壊できるので大きいシミに効果が期待できます。
左右の頬にある大きいシミにピコスポットを照射しました。
ピコレーザーによるシミ取りの経過
施術前
左右の頬に大きいシミがあります。写真は左側です。
照射2回後
2回のピコスポット照射で頬のシミが薄くなっています。
今後の治療としては、ピコトーニングまたはIPLでしっかりとこの状態をキープしていきます。
照射前と照射後の比較
ピコスポット照射前と照射後の比較です。
ピコレーザーと大きなシミ
大きなシミはピコスポットで治療して、ピコトーニングやIPLで小さなシミを治療します。
ピコスポットだけ、トーニング、IPLだけではなく、併用していくことが理想です。
症例紹介2
顔全体のシミをIPLで除去し、残った大きなシミをピコレーザーのピコスポットで治療しました。
IPLはIntense Pulsed Lightという複数の波長の光を肌に照射します。この光は、肌トラブルの原因となるメラニン色素やヘモグロビンにダメージを与えると同時に、肌のハリやキメに重要なコラーゲンの再生・増正を促します。
ピコスポットは皮膚の真皮層にある色素などを破壊することができます。刺青(タトゥー)やシミ・アザの種類に合わせて効果的に治療することが可能です。
ピコレーザーとIPLによるシミ取りの経過
施術前
薄くて小さなシミと大きなシミがあります。
まずは、IPLを照射して薄いシミを除去します。
ピコレーザー照射10日後
IPLで小さなシミを取り除いた後、ピコレーザーで大きなシミに照射しました。
ピコレーザー2回目照射後2ヶ月
大きなシミに対して、ピコレーザーのピコスポットを2回照射しました。2回目の照射から2ヶ月後です。
その後もIPLをされています。
IPLとピコレーザーの併用治療
大きなシミはピコレーザーで除去しました。シミ取りとしては治療は終了としました。IPLを継続してこの状態を保つのが理想的です。
治療前と治療後の比較
小さなシミはIPL、大きなシミはピコレーザーで除去しました。IPLはシミを除去するだけでなく肌のトーンアップ効果も期待できます。
ピコレーザーとIPLによるシミ取り
IPLとピコレーザーの併用で結果的にここまでシミ取りができます。施術期間は3年程度で、その間に色素沈着などもありました。
根気よく治療を続けることが重要です。