胸の悩み、もう隠さない。
ティーズクリニックで女性化乳房の悩みを解消。
保険診療も自由診療も対応しています。

女性化乳房(保険診療)

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  • 保険診療

女性化乳房

女性のように膨らんだ胸を男らしいすっきりとしたナチュラルな胸に治療します。

女性化乳房とは、男性にもかかわらず乳腺が発達して女性の様な膨らんだ胸が有る状態のことです。Tシャツを着ると、大きな胸が目立つことに悩んでいる男性がたくさん来院されます。女性的な乳房の膨らみが見られることから「女性化乳房」とも呼ばれます。
ティーズクリニックでは自費診療だけではなく健康保険での治療も扱っております。「女性化乳腺」、「女性化女房」と検索される場合もありますが、正しくは女性化乳房症(Gynecomastia)です。

女性化乳房の手術には、保険診療(乳腺切除)と自由診療(脂肪吸引)があります。

女性化乳房の手術には、保険診療(乳腺切除)と自由診療(脂肪吸引)があります。

保険診療250症例+自由診療200症例=過去6年間550症例

ティーズクリニックではこれまでに数多くの患者様のお悩みに向き合い、施術を行ってきました。
女性化乳房でお悩みの方は、当院までご相談ください。

保険診療と
自由診療の違い

女性化乳房に対する手術には、
保険診療と自由診療があります。
では
「保険診療と自由診療では何が違うのか?」
と疑問にお答えします。

  • 保険診療

    対象
    乳腺切除のみ
  • 自由診療

    対象
    乳腺切除・脂肪吸引

保険診療

保険診療の対象となるのは、乳腺切除(保険手術名称:乳房切除術)のみとなります。

乳腺のみの真性女性化乳房の場合は病的と判断され乳腺切除を行うことが可能となります。乳輪の下半分を「)」状に切開して乳腺および乳管を切除して行きます。乳腺の周囲の脂肪は残ってしまいますから、場合によりクレーター状になってしまい醜い形状となってしまう方もいらっしゃるので注意が必要となります。

術後は乳腺部分に血液や浸出液の溜まりができないようにしっかりと固定を行っていきます。

自由診療

自由診療では、乳腺切除および脂肪吸引のどちらの方法もあります。

乳輪の下半分を弧状に切開して行う乳腺切除が最も簡単な手術となります。

その他、目立ち難いように脇の下および胸の外側を4カ所ほど数mm切開して行う脂肪吸引です。直径により10cm以内、15cm以内、20cm以内、20cmより大きい脂肪吸引と分けて行っております。

女性化乳房の分類

乳腺組織に着目した分類

  • 真性女性化乳房
    真性女性化乳房
    (True-Gynecomastia)

    母乳を作り出す「乳腺」という組織が増殖して胸が膨らむタイプ。思春期や更年期によるホルモンバランスの乱れや、肝臓などの内臓系の病気や薬が原因です。

  • 偽性女性化乳房
    偽性女性化乳房
    (Pseud-Gynecomastia)

    乳腺組織の増殖はなく、「脂肪」組織によって乳房があるように見えるタイプ。太っている、または昔太っていたけれども痩せた方など、特に胸に脂肪が定着していることが原因です。

  • 混合タイプ
    混合タイプ
    (Mixed-Gynecomastia)

    真性女性化乳房による乳腺の増殖と偽性女性化乳房による脂肪の増殖が混合して胸が大きくなるタイプ。

遺伝子的背景を考慮した分類

真性女性化乳房の中でも、遺伝子的な背景を考慮した分類

  • 続発性女性化乳房

    続発性女性化乳房

    加齢や肝疾患・甲状腺中毒症・薬剤服用などにより後天的に発生する女性化乳房。

  • 遺伝性女性化乳房

    遺伝性女性化乳房

    小児期より発症し先天性ないし遺伝性と考えられ、思春期前から発症して反復性の乳房。増大および低身長等となる女性化乳房。

乳房の形態分類

乳房の形に着目した分類

CLASSIFICATIONS OF GYNECOMASTIA

女性化乳房の原因

乳腺組織の肥大による真性女性化乳房は、思春期や更年期によるホルモンバランス乱れ、肝臓等の内臓系の疾患や薬剤性によるものがあります。太ったための脂肪沈着である偽性女性化乳房は、上記の異常が見られず、脂肪沈着により胸の形だけが女性化したものとされます。

真性女性化乳房の中でも遺伝性女性化乳房症は、エストロゲン過剰により発症します。ですから、エストロゲンの過剰産生を抑制することで発症や再発を防止できる可能性があります。(当院ではエストロゲン検査も可能となっております。)

女性化乳房の診断

真性女性化乳房なのか偽性女性化乳房なのか簡単に診断するポイントは次の通りです。

真性女性化乳房
乳腺そのものが肥大していて、比較的固い印象の乳房です。
お饅頭が入っているような感触があります。
偽性女性化乳房
乳房全体が柔らかく膨らんでいる場合です。乳腺との区別がなく全体的に脂肪を認めます。

また、既往歴(今までの病気やケガ)や薬物使用の内容を確認し、状況に応じて採血検査(女性ホルモン等も含みます)や画像診断(超音波検査やMRI)を行います。片側の場合には男性の乳がんも考慮する必要があります。

女性化乳房の治療

治療は原則手術となります。
重症度によって手術方法が異なります。

  • 01.極軽症・軽症の場合

    乳輪部および乳輪周囲の肥大であれば、Grade-I、Grade-Ⅱ、乳輪下切開により乳腺部を切除します。乳腺部は病理検査により乳腺であることや異常がないことを確認してきます。

    • 保険診療
    • 自由診療
  • 02.軽症・中等症の場合

    乳房肥大が軽症・中等度であれば、Grade-Ⅱ、Grade-Ⅲ、乳房下の沈着脂肪を吸引します。乳腺切除のみの場合は保険診療となります。

    • 保険診療
    • 自由診療
  • 03.重症の場合

    乳房肥大が重度であれば、Grade-Ⅳ、乳房を切除するような手術となります。その際は、乳輪・乳頭を頭側(上方)に移動しなければなりません。

    • 自由診療

ティーズクリニックは、形成外科専門医によるクリニックです。
形成外科医に特有な「真皮縫合」でメスで切った部分を縫い合わせます。「真皮縫合」は皮膚の奥の真皮層を縫い合わせて、糸によるムカデの足のような縫いあとができにくくする形成外科医特有の縫合です。創部(傷あと)はきれいに仕上がります。

ティーズクリニックは美容整形も行っておりますので、見た目も重視しています。膨らんだ胸を治療するつもりがへこんでしまった、脂肪を吸引したら胸が垂れてしまったなど治療後のデザインもご相談ください。

女性化乳房手術のリスク

女性化乳房治療は手術を行うため、リスクも伴います。

  • 01.乳腺切除:保険診療

    切除の場合、Grade-IやGrade-IIでは、乳輪下に切開線が入ります(左右それぞれ2-3cm)。乳輪が大きな方や乳輪の境目がわかりにくい方などは、切開線が僅かに白く残ってしまう場合もあります。他には、皮下出血や、非常に稀ですが場合により組織の壊死の可能性があります。これは、乳輪・乳頭部の血流を皮下出血が阻害することによると考えられます。また、大きな乳腺組織の切除の場合は排液管(ドレーン)を数日間装着する必要があります。

  • 02.乳房切除

    乳房下や乳輪周囲に沿って切開線が入ります(左右それぞれ15-25cm)。長い縫合線であるため、部分的に色素沈着になってしまう可能性もあります。その場合、傷跡治療として改めて修正を行う場合もあります

  • 03.脂肪吸引

    吸引の場合、左右2か所(合計4カ所)に7-8mmの切開線が入ります。傷は時間と共に気にならなくなることが多いのですが、稀に肥厚性瘢痕になることもあります。その際は、傷跡治療として改めて切除術を追加することもあります。

欧米の食生活が浸透してきた現在、大腸がんと同様に日本人にも多く認められるようになって来たのが、女性化乳房です。病的に片側(片方)の乳腺だけが肥大した片側性女性化乳房では、男性乳がんの可能性もありますので、画像検査を行って参ります。
奇麗な胸の形を目指して、必要な方法を提案するようにしております。

日本形成外科学会専門医
医療法人社団 聡明会 理事長

田牧 聡志

女性化乳房の施術法

  • 保険診療

    乳輪周囲を切開し乳腺を切除します。Grade-Iが適応となります。(超音波検査およびMRI等の画像診察の上で確定します。)

  • 脂肪吸引

    乳腺以外の部位に脂肪沈着が認められる方への適応となります。
    Grade-Ⅱ~Ⅲの場合です。

  • 乳房切除

    乳房が下垂している方への適応となります。Grade-Ⅲ~Ⅳの場合です。

施術の流れ

Step.01ご予約

電話もしくはウェブで
診察の予約をしてください。

03-3846-0878

平日 9:30~18:30 土 10:00~18:00
休診日:月・日・祝祭日

Web予約

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Step.02施術前診察

術前に際しては、乳房の状態を詳細に把握していきます。乳腺によるものであるか、脂肪沈着であるものか、混合性に乳腺と脂肪によるものかを超音波検査を行い診断しますが、その後MRI(CT)撮影を予定して性状や大きさを確認して行きます。

保険診療
乳腺が肥大している場合のみ、保険診療を適応させて頂きます。
自由診療
脂肪が沈着している場合は、自由診療(切除術もしくは脂肪吸引術)となります。

Step.03日程調整

自由診療
自由診療で全身麻酔手術を要する場合は、当院麻酔科医師と日程調整を行います。

Step.04術前検査

保険診療
術前の採血検査や超音波検査やMRI検査を行います。
自由診療
手術の日程が決まり次第、全身麻酔用の術前検査を提携医院にて行っていただきます。手術予定日の1週間前までに済ませるように日程を調整して頂きます。

Step.05手術詳細説明

保険診療
検査結果を説明した上で、乳腺切除の手術方法及び合併症やリスクを説明します。
自由診療
術前検査の説明と手術方法の詳細な説明を行います。手術の合併症やリスクを説明し、全身麻酔の説明も行います。

Step.06デザイン

乳腺切除
乳輪直下に2-3cmの切開線をデザインします。
脂肪吸引
脂肪を吸引する厚さや形を考慮して等高線を描いてきます。
乳房切除
下垂している乳房下縁(乳房下の折曲がる線)に沿って切開線が入るようにデザインしていきます。乳房下垂が強い場合は、乳輪部を移動させるようにデザインします。

Step.07手術

保険診療
術前写真を撮影しデザインを行った上しっかりと局所麻酔を行います。
手術中はコミュニケーションは取れますから、心配な事があればお話下さい。

ポイントここにこだわり!
大きな乳腺切除では、合併症に内出血による血腫が多く見られます。血腫は切除した乳腺部位に膨らみとして残りますから、せっかくスッキリした胸が勿体無いです。当院ではドレーンと言う排液用の管を入れて血腫を作らせないようにこだわります。

自由診療
術前写真を撮影た後、詳細な等高線を用いたデザインを行い手術となります。全身麻酔であっても、しっかりとツメッシェント法により局所麻酔を行います。

ポイントここにこだわり!
乳房周囲の吸引はもちろんですが、この様(図参照)な脇の下に伸びるこの弛み気になりますね。当院ではここの吸引にしっかりこだわって行きます!

Step.08術後処置

保険診療
術後はできるだけ処置がなく痛みが伴わないような、形成外科診療で培った、ドレッシング材による処置を行っております。
自由診療
吸引部位の場合は、吸引した乳房が垂れ下がってしまわないようにしっかりとテーピング固定を行った上で、更に、幅の広い包帯を巻きます。(手術の翌日からは1か月程度、専用のベストを着用していただきます。)
簡単な切除術の多く場合は、フィルム剤を用いて術後1週間までは何も必要がないことが多いです。

腫れや痛みなどの状態に応じて休憩後、ご帰宅いただけます。

Step.09経過

ダウンタイム
腫れは1週間程度、内出血してしまった場合は気にならなくなるまで約2週間程度かかります。
シャワー
当日もしくは翌日から可能です。さっと浴びる程度にしましょう。

当院では、術後の経過をしっかりと追って行きます。トラブルが無い様にしっかりと診療をします。状況に応じて術翌日、術後1週間、術後1か月、3か月、6か月となります。

症例紹介

20代の男性で、思春期の頃からの発症であり、半年以上の経過と採血検査から真性の女性化乳房と診断し切除になりました。

真性女性化乳房 術前
真性女性化乳房 術後
術前と術後の比較
症例
症例1 真性女性化乳房
治療内容
乳房切除術。乳輪周囲を切開し乳腺を切除します。
リスク
切除ですので傷ができますが、乳輪に沿ってデザインするのでほとんど目立ちません。場合により切開線維沿って切開線が白っぽくなることもあります。血種と言って、出血が固まった場合は、翌日に除去する必要もあります。その場合は、切開線が傷んでしまい、傷跡が目立ってしまうこともあります。大きさにより血種除去のためのドレーンと言う管を入れることもあります。
料金
3割自己負担

症例1 真性女性化乳房(保険診療)の経過

  • 術前 右胸
    術前 右胸

    乳輪周囲に直径5cm程度の盛り上がり(隆起)を認め、蝕知でもしこりがある印象でした。

  • 術前 左胸
    術前 左胸

    初診時より乳腺のカプセル(隔膜)がしっかりしていると思われました。

  • 術後 右胸
    術後 右胸

    乳腺の隆起は消失していることがわかります。

  • 術後 左胸
    術後 左胸

    蝕知しても、しこりなどは認めません。

  • 手術解説
    手術解説

    保険手術病名は「両側乳房切除術」となります。
    下図のごとく乳輪下を切開して、皮下に達し、少し切ったところでしっかりした乳腺の隔膜に達しました。その隔膜を追っていくように全周囲的に切除し、乳腺を摘出しました。

保険適応の女性化乳房

乳腺が肥大している場合のみ保険診療の適応となります。
保険適応となった場合は3割の自己負担となります。
女性化乳房の治療を自由診療のみであつかうクリニックもありますので、保険適応になるかどうかティーズクリニックにご相談ください。

女性化乳房の症例紹介へ

よくある質問

Q.自分の乳房が、保険診療対象なのか、自費診療になってしまうのかわかりません。
A.医師の診察の際に、外観を確認(視診・触診)したり、超音波検査やMRI検査をしたりして判断いたします。
病的な乳腺の肥大による女性化乳房へは保険診療が適応され、病的でない様な外観のみの乳房へは自費診療が適応されます。
Q.保険診療と自費診療の手術では、何が違うのでしょうか?
A.保険診療では肥大した乳腺組織を切除します。乳輪の下側に沿って切開線を入れ乳腺自体を取り除いていきます。一方、自費診療では乳房周囲に小さな切開を入れ(吸引孔)、その孔から細い管状の吸引管にて乳房に沈着した脂肪を吸引します。その際に乳腺組織も混在する場合は別に切開線を乳輪の下側に沿って切開を入れ乳腺組織も同時に除去します。
Q.手術の傷はどこにどの程度ですか?また、術後には炎症などの副作用で痛いことは無いのですか?
A.保険診療で乳腺切除の場合は、乳輪の下側に2-3cm程度の傷が残りますが、自然に解らなくなって行きます。また、大きな乳腺切除の場合、排液管(ドレーン)が必要になるため、胸の外側に3mm位の傷ができますが、小さく目立ちません。脂肪吸引の場合は、脇の下と胸の外側に約7-8mm程度の傷ができます。しかしながら、形成外科専門医による特殊な真皮縫合を行いますので時間と共にほとんど傷跡は解らなくなります。 脂肪吸引の場合も乳腺切除の場合も、炎症による筋肉痛のような痛みがありますが、動きにより痛みが出ますので安静にすることが良いでしょう。また、痛み止めでかなり抑えることができます。
Q.脂肪吸引の場合、術後の経過を知りたいです。
A.全身麻酔で行っているため、しっかりとした意識の回復が重要となります。術後にできるだけ一緒にいて頂けるご家族がいらっしゃる方が良いのですが、もし不可能な場合は、提携ホテルに宿泊をお願いしております。その際、医師か看護師が同じフロアに宿泊し、術後に直ぐに連絡ができる体制を整えております。
Q.脂肪吸引の場合、全身麻酔は必ず必要ですか?
A.手術中の痛みを抑えるために全身麻酔は絶対に必要です。しかし入院の必要はありませんので日帰りでの手術となります。ただし、術後の危険を回避するためにできるだけご家族やご友人に付き添ってもらえる環境が良いです。
Q.脂肪吸引の術後には特別な処置や制限はありますか?
A.術後にはテーピングが施されて乳房の下垂や内出血を防ぐ様な処置を行います。テーピングは1週間はそのままとなります。また、術後翌日から乳房の変形を防ぐための特殊なベストも着用させて頂きます(3000円程度)。日常の生活では特別な制限はありませんが、筋トレ等の激しい運動は2週間は我慢していただいております。
Q.脂肪吸引をした後に年齢と共に形が変わることはありませんか?
A.当院では、乳房周囲の皮膚の厚さに均一にするという明確な「脂肪吸引のゴール」を決めております。吸引後に体全体が太ってしまったり、痩せてしまったりした場合には、周囲の組織に合わせて太ったり痩せたりしていきます。しかしながら、太りすぎてしまった場合は、乳房が再び垂れ下がってしまうのは仕方がないことでしょう。
Q.香港に在住しているのですが、受診したその日に手術することは可能でしょうか?
A.原則、初診日当日に手術をすることはできません。術前の問診や手術の説明同意書を作成した後、術前の検査をお願いした後の手術となります。(実際にこの方の場合は香港での術前検査を利用して全身麻酔を行いました。)
Q.香港に在住しているのですが、受診したその日に手術することは可能でしょうか?
A.現在はネット決済は行っておりませんが、原則手術の説明や同意書作成のために前もっての受診が必要なので、その際にはカートでの支払いや医療ローンの申し込みは可能です。
Q.医療ローンについて教えてください。
A.ティーズクリニックでは医療ローンは、新生銀行グループのアプラス社との提携をさせて頂いております。最大支払い回数は月の最低お支払金額が3000円以上で、回数はご契約いただく金額によります。 クレジットカードの分割払いも可能です。ご使用になるカードによって支払回数が異なりますので、直接カード会社にお問合せ頂いた方がよろしいかと思います。医療ローン申し込みの際は運転免許書等の身分証明書などお持ち頂けますようお願い致します。お支払いシミュレーションのみのご相談も受け付けています。お気軽にご相談ください。