- HOME
- 耳の整形
耳の整形
- 監修
- 日本形成外科学会専門医
医療法人社団 聡明会 理事長
田牧 聡志
耳の整形について
<保険診療>
先天性の耳の変形は非常に多く何種類もあります。小耳症、副耳、先天性耳瘻孔、立ち耳、スタール耳、耳輪癒着症、先天性耳垂裂、等がその中に入ります。そして、ピアスが洋服などに引っ掛かり切れてしまいお尻みたいになっている外傷性の耳垂裂も保険で対応が可能です。
小耳症
小耳症は小児期に行うことをお勧めしますので、当院提携先の関連病院にご紹介いたします。大学病院を希望される場合は紹介状を作成させていただきます。
立ち耳
代表的な「立ち耳」と言うのは、前から見た場合に耳が指で引っ張ったように立ち上がっている耳の変形のことです。耳が大きく見え、目立つために気にする方も多いようです。心から尊敬する法政大学の先輩、江川卓さんの耳が沿うように表現されることも多いようです。
手術は、軟骨の変形に対して矯正を行う手術です。そのために固定期間が必要になります。
副耳
耳の頬側(耳の穴の前にある耳珠の前方)に豆のように飛び出している軟骨性の腫瘤を副耳と言います。手術は小児期に行われることも多いため、大学病院形成外科をご紹介することもありますが、成人の場合は当院で十分に対応可能です。
先天性耳瘻孔
耳の頬側(耳の穴の前にある耳珠の前方)の穴(孔)を耳瘻孔と言います。時に穴に炎症を起こしてしまい、痛みがある方もいらっしゃいます。奥の深いものでは数センチも奥に繋がっている可能性もあります。その場合は大きな病院をご紹介することになります。
外傷性耳垂裂
耳たぶが二つに割れてしまった状態を外傷性耳垂裂と言います。特殊な方法を用いて縫合することで奇麗に治すことができます。
- 前方から見て耳が目立ってしまっている方
- 耳の前方に豆みたいの軟骨性の飛び出しがある方
- 耳の前に小さな穴(孔)があって何度も炎症を起こしている方
- ピアス孔が切れてしまい二つになってしまった方