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50代のまぶたのたるみ解消としての二重整形

最終更新日2023.6.22(公開日:2023.02.17)
監修者:院長 田牧 聡志(たまき さとし)

50代のまぶたのたるみ解消としての二重整形

実は、二重整形をする50代の患者様が増えています。

50代は見た目年齢の個人差が出てくる年代です。目元のハリ、まぶたのたるみによって目元年齢の印象が大きくかわります。見た目年齢が30代のように若々しい方もいれば、見た目年齢が実際の年齢よりプラス10歳年上にみえる方もでてきます。仮に病気で急激に痩せてしまったという経験をしていれば、容姿に年齢差が出てしまう可能性が高まります。

若々しいイメージを獲得するためにやれることがあります。

若い頃に戻れるなら、戻したい!という気持ちにお答えするようにティーズクリニックではアンチエイジングとしての整形に力を入れています。

 

まぶたのたるみの重症度チェック

まぶたのたるみの重症度チェック

まぶたのたるみに関する質問です!

・いつの間にか、眉が上がってませんか?

・若いころの写真と比べると、眉が上がる癖がついていませんか?

・眉毛とまつげまでの長さが広がってきていて、おでこにシワが入ってませんか?

・自動車を運転しているとき、いつの間にかあごが前に出ていませんか?

・あごを前に出していると運転が楽ではないですか?

以上は、皮膚にタルミが生じた結果で生じる症状です。眼瞼下垂の症状でもありますね。

皮膚がたるんでしまい重くなり、いつの間にか目の前のものを見るときに、眉が上がってしまうのです。

症状が進行すると皮膚のたるみで、瞳(光彩)が隠れてしまい、前方を見る際にまぶたが邪魔になってしまいます。 こうなると重症です。いわゆる、「皮膚弛緩性眼瞼下垂」となります。

 

加齢による二重まぶたの変化

また、質問です!

・いつの間にか、二重まぶたが一重になっていませんか?

・瞼(まぶた)が何となく重い感じがしませんか?

・朝は二重まぶただけれども、夕方位になると一重になってしまいませんか?

以上は、まぶたにたるみ等の加齢性変化が現れた結果、二重まぶたが変わってしまった時の症状です。

 

まゆげの上がり方と二重まぶた

眉の上がりはどうでしょうか。

眉を挙げると二重が復活する場合、おでこの筋肉を使って頑張って眉毛を上げて、おでこに皺が入るのです。

まぶたの皮膚、特にまぶたの外側の皮膚がたるんでしまい垂れ下がり、ラインが無くなってしまいます。まぶたの皮膚のたるみによる影響かもしれません。

このコラムのテーマでもある、二重まぶたの消失やラインの変化です。 今までは二重であったのに、一重まぶたになってしまったり、ラインが変わってしまうのです。

二重のラインで良くある変化は、逆末広型になってしまう事です。

きれいな末広型は、目の外側にいくにつれて幅が広くなりますが、加齢による逆末広型は目の外側に行くにつれて、狭くなることです。 また、二重がいつの間にか奥二重になってしまって、二重を作るために眉を吊り上げるのです。

 

まぶたがたるむ理由

皮膚のたるむ理由ですが、 瞼は顔のパーツの中でもっとも動く部位ですから、もともと皮膚には余裕が有るように出来ています。また、1日に2万回くらい瞬きするためには、まぶたの皮膚は柔らかくないと困ります。

同様に、口も沢山動きますから口の周囲はたるみやすくなります。頬から顎までたるんでしまうのは仕方ないとも言えます。

しかしながら、鼻はどうでしょうか?ほとんど動くことないこともあって、皮膚は比較的に硬く余裕もありません。ですから、たるんでしまうことは少ないのです。鼻の小さい日本人では鼻がたるみ方はほとんどいないと思います。 まぶたがたるむ原因は、よく動くからこそ、そこにあるのです。致し方無いようです。

 

たるんでしまったまぶたの治療法

第一段階として、たるんだ皮膚が老化の象徴となってしまいますから、皮膚の処理が不可欠になります。

第二段階では、二重整形で形を作るということです。

別コラムに「アンチエイジングとしての二重整形」がありますのでご覧ください。

 

①たるんだ皮膚を引き締める。

たるんでしまった、皮膚を何れかの方法で縮めると言うことです。

簡単なものから、レーザー等で皮膚を引き締めます。 そして、確実に行うならばたるんだ皮膚の切除でしょう。眉毛下切除法(通称「眉下切開」)でたるんだ皮膚を詰めてしまうのです。

②切開法もしくは埋没法で整形を行う。

比較的簡単な方法としては、埋没法で二重まぶたを復活させます。 埋没法では、自在に行かないこともあります。その場合は切開法にて形成させるという方法です。

以上の順で行います。これが、標準な治療方法です。 しかしながら、必ずしも、絶対な条件ではありません。

 

50代の二重整形症例

①たるんだ皮膚を引き締める。②切開法または埋没法で整形するという順番とは逆パターンの症例を一つ、ご紹介いたします。

本症例は、ご本人が強く希望されたため、上手く行かない可能性も十分に説明した上で、逆の手順で行うこととなりました。 要するに、②二重切開を行ってから、①の引き締めを行うこととしました。 術前です。

術前

二重整形切開法術後_50代の二重整形

50代二重整形切開法術前

右瞼は、二重のラインは内側から平行型に始まり、中央で奥二重の様な形となっています。 典型的に弛緩したまぶたの皮膚が覆いかぶさり、ラインが不整になっています。典型的な加齢の症状です。

この方は、目を開ける時に眉の上りは無いので、そういう意味では、皮膚弛緩は軽度なのかも知れません。

術後3ヶ月

二重整形切開法術後3ヶ月_50代の二重整形

術後3カ月では、形は完全な平行型には戻っていませんが、中央ではかぶさった皮膚のたるみが解消されています。

若干まぶたの内側が広くなっている部位がありますが、奇麗なラインを形成しています。そして、まつ毛と眉毛の距離はかなり近くなっています。

手術の傷跡は術前と比較しても、術後3カ月にもかかわらず、赤い線が若干残っている程度であり、非常にきれいな手術瘢痕となっています。

現在、術後3か月で経過待ちですが、中央の皮膚に若干ゆるみがあるので、今後、状況により、アンコアによる皮膚の引き締めなど何かしらのたるみ処理をして行くこととしました。本人がご納得して頂ければ、このままでの完成も良いのかも知れません。

リスク:内出血・腫れ・まれに二重が浅くなることがあります。

費用:418,000円

まとめ

二重整形は20代の若い方だけではなく、50代、60代の患者様がいらっしゃいます。患者様の症状によりフラクショナルレーザー、眉下切開法、埋没法または切開法などの治療法があります。

もう年だからと諦めないで、若々しい目元を目指せます。お気軽にご相談ください。

追伸:当院は、2021年10月から導入予定のHIFUを用いた二重まぶた若返り作戦を展開する予定です。 現在の強力なアンコア(CO2フラクショナルレーザー)に加えて、やんわりとたるみを除去していくプログラムにも興味のある方は多いと思います。

二重整形に関するページ

切開法の詳細

埋没法の詳細

二重整形の症例写真

コラム:二重整形の上手い医師を選ぶコツ

コラム:アンチエイジングとしての二重整形