たるみ改善医療機器とは

たるみやシワに悩んでいても、痛み、麻酔、ダウンタイムなどを考えると切る手術や糸を挿入するリフトアップをためらう方も多いでしょう。
フェイスラインにシャープさがなくなった、何となく肌がたるんでハリがなくなってきた、顔が疲れているように見えるなど「肌のたるみ」は加齢や老化の印象を与えてしまいます。
若返り、アンチエイジングに最も重要なポイントである「たるみ改善」。
医療機器によるたるみ改善治療をご紹介します。

こんな方におすすめ

  • 肌のたるみが気になる
  • 肌質を改善したい
  • 切る手術や糸をいれる治療は抵抗がある
  • 毛穴がたるんで開いている
  • フェイスラインをシャープにしたい
  • エステの高周波治療では物足りない

たるみの原因

たるみとは、皮膚が加齢・重力・皮膚そのものの重みに耐えきれず、顔の表面全体が下に垂れてしまう状態のことです。
たるみの原因は「皮膚の弾力低下」「筋肉・筋膜・骨の衰え」「皮下脂肪の下垂」など大きく3つの原因があり、原因が組み合わされて現れます。
たるみの進み具合は人による個人差が大きく、日頃の予防やケアによって進行を緩やかにすることができます。

タイタンとは

タイタンとは、世界で初めて光による皮膚の引き締めを実現したFDA(米国食品医薬品局)公認、切らないアンチエイジング治療器です。
肌のハリを保つのはコラーゲンやエラスチンです。コラーゲンやエラスチンは真皮層にある「線維芽細胞」が産出しています。 しかし、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンは年齢とともに減少してゆきます。真皮層が表皮を支えられなくなると、弾力の低下、たるみやシワの原因になるのです。 肌の奥深く、真皮層に働きかけることができるのがタイタンです。

年齢と共に減少するコラーゲンの増生を促して保水能力をあげるのがタイタンなのです。

  • タイタンとは
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タイタンの特徴

タイタンの特徴は、たるみの強力な引き締めと美肌、痛みが少ないことです。

赤外線領域の波長帯を持つため、真皮膚への即時的な熱収縮作用をもたらし強力な引き締めの効果をもたらします。
その結果、強力なリフトアップ効果+光治療特有の美肌効果が同時に得られます。肌の表面を冷却し保護しながら真皮を加熱しますので表皮膚へのダメージはなく、手術までは望まないけれども、たるみ等を改善させたいという方に最適な治療法になります。

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コラーゲン増生を促進

タイタンは、赤色に近い波長の近赤外線(赤外線には波長の長さ順に遠赤外線、中間赤外線、近赤外線があります)のフラッシュランプを照射することでレーザー照射よりも深い真皮層の線維芽細胞を刺激して長期的にコラーゲンの増生を施し、皮膚のたるみを改善します。 そして、こんな側面もあると言われています。

「真皮は近赤外線から深部組織を保護するためコラーゲン、エラスチンなどの保水成分を産生促進し水分量を増加させる」 (※引用参考文献)

肌の水分量は多くなり、肌(真皮層)の保水能力が上がると推測できます。 人の水分量は60%と言われています。生まれたときは70%ですが、高齢者になると50%と下がっていきます。皮膚の水分量を多くすることが、みずみずしく張りのある状態に少しでも戻すことは、アンチエイジングに匹敵するのではないでしょうか。
※参考文献: J Drugs Dermatol. 2009 Aug;8(8):708-12. Long-term evaluation of collagen and elastin following infrared (1100 to 1800 nm) irradiation. Tanaka Y1, Matsuo K, Yuzuriha S.

  • コラーゲン増生を促進
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その他のたるみ改善治療

たるみ改善には大きく分けて3つの方法があります。
タイタン、ペレヴェやピコレーザーなどの照射系はダウンタイムなく、たるみだけでなく美肌効果も期待できます。
ヒアルロン酸、脂肪注入などの注入系は、たるみ改善をすぐに実感することができます。
糸リフト、フェイスリフトなどの手術がありますが、マイナス5歳〜マイナス10歳の若返りを期待される場合はフェイスリフトが最適です。

治療の流れ

  • Step.01

    診察

    医師によるカウンセリングを行います。ご不安なことがありましたら、お気軽にご相談ください。
    治療方針、治療方法、リスクなど、詳しく説明します。
    診察の際に、顔や首の弛みを確認し状況を把握します。その上で、適切な施術法を検討します。
    同意書を作成して、施術後の生活上の注意などを確認していきます。
    特に、熱の入る施術であるタイタン等は、施術当日は「体温を高める行為」は避けるようにしましょう。
    当院院長の田牧医師は、日本熱傷学会専門医です。火傷などのトラブルに関しては専門的な知識で対応することができますので、安心して施術を受けることができます。

    必要に応じて、撮影を行います

  • Step.02

    施術

    パウダールームにて洗顔を行います。洗顔後、照射専用ルームでの施術となります。アイシールド(目の保護のシールド)をして頂き、施術部位に冷却ジェルを塗ります。顔面の場合、施術は30分~40分程度です。タイタン照射。少し熱を肌に感じますが熱くはありません。痛みももちろん感じません。
    熱の入り過ぎは火傷の原因となりますので、熱い場合はお申し出ください。

    タイタン照射後には、保湿が必要ですので、保湿剤をこちらで塗布します。

  • Step.03

    施術後

    施術後にはパウダールームにてメイクをして帰宅できます。

アフターケア

  • UV対策

    熱を入れた後は、日光は大敵です。UV-cutをしっかりと行いましょう。
    ダウンタイムは特にございません。

  • 経過

    施術直後から、2ヶ月〜3ヶ月かけて効果を感じていただけます。

注意事項

リスク
軽度の火傷。
ダウンタイム
ほとんどありません。
シャワー・入浴
当日から可能です
痛み
熱をいれる治療なので熱さを感じます(個人差があります)

ドクターコメント

たるみ改善の医療機器タイタンは最新のマシンではありませんが、リピーターが多く根強い人気があります。自身も定期的に受けております。たるみ改善と肌のハリ・ツヤの両方が欲しい方におすすめです。熱をいれる治療なので熱さがありますが、慣れると施術中でも眠れる程度です。タイタンは強い引き締めで人気がありますが、目元のたるみに対しては施術できません。目元のたるみが気になる場合はタイタンにペレヴェを追加することもできます。

日本形成外科学会専門医
医療法人社団 聡明会 理事長

田牧 聡志

料金表

顔(120ショット)¥44,000
首(120ショット)¥44,000
  • 当院はトライアルの設定はありませんが、ご希望の方はご相談ください。
    医師施術の場合は1.5倍の料金となります。

よくある質問

Q.タイタンではどのような悩みに効果があるのでしょうか。
A.タイタンは、近赤外線の熱作用で真皮深層の水分を熱し、コラーゲンを収縮させる作用と、真皮層にある繊維芽細胞を刺激しすることで長期的なコラーゲンの生成を促す作用で、お肌の引き締めとたるみ改善を図る治療です。 肌の表面は冷却し、真皮層を選択的に加熱しますので表皮膚へのダメージはない、安全で効果の高い治療法です。
Q.目もとのシワが気になります。目もとの治療もできますか?
A.タイタンは目のすぐ近くには使用できません。 目もとが気になる場合はペレヴェをタイタンに追加することをお勧めします。
Q.何回くらい治療した方がいいですか?
A.タイタンの効果を維持するために、1ヶ月に1回を3回から6回継続されることをお勧めします。 IPL治療とタイタンなどを組み合わせたコースもございます。
Q.タイタンとペレヴェの違いはありますか?
A.タイタンは引き締め効果、ペレヴェはリフトアップ効果を期待する場合に適応します。ぼやけたフェイスラインを引き締めたい時にはタイタン、頬などコケやすいタイプの方はたるみを引き上げるペレヴェがおすすめです。
Q.痛みはありますか?
A.HIFUのような痛みはありません。タイタンは細胞に熱を加える治療となります。痛みの感じ方は人それぞれですので、痛い場合は出力を抑えることができますので遠慮なく仰ってください。 痛みがない「たるみ治療」としてペレヴェもございます。