立ち耳の症例一覧

左右差がない立ち耳の症例

年齢:20代

20代前半の立ち耳の症例です。
術前の診察では、scapho-conchal angle が150度で立ち耳との診断となりました。

Before

術前

After

術後6カ月
症例
左右たち耳の症例
治療内容
耳介形成術
リスク
痛み・出血。完全な左右対象にはできない可能性があります。
費用
保険診療

ドクターズコメント

立ち耳手術後の注意

内出血が耳介の変形(柔道耳)至ることもあるので注意が必要です。術後の固定として、ボルスター固定(耳の溝に合わせてガーゼを固定する)を行って、内出血による変形などを予防することもあります。術後の安静は1-2週間程度は我慢です。

日本形成外科学会専門医
医療法人社団 聡明会 理事長

田牧 聡志

  • 術前

    術前

    舟状窩ははっきりとしていません。耳輪脚の上行脚が平坦化していて、結果的にscapho-conchal angleが広くなり立ち耳が目立ちます。
    特に左の写真では写真の角度により強調されていますが、凹凸が少なく立体感がない印象です。

  • 術前デザイン

    術前デザイン

    術前のデザインが上行脚の峰に沿って描かれていますが、対耳珠端からどの程度の位置で、軟骨をナイロン糸で固定するかを示しています。

  • 術後1週間

    術後1週間

    手術から1週間は、内出血を予防するためにボルスター固定(耳の溝に合わせてガーゼを固定する)を行っています。
    写真では既にボルスター固定は外されいます。
    形態は既に良好であり、立ち耳は解消され、舟状窩の溝が深く形成され、耳輪の上行脚がはっきりと浮き立っています。
    耳甲介腔も深くなっていることがわかります。

  • 術後1ヵ月

    術後1ヵ月

    既に完成に近い状態です。しかしながら、この状態で引っ張ってしまうと固定のナイロン糸が外れてしまうと、元に戻ってしまうこともあります。まだ少し生活に注意が必要です。
    ※写真の撮り方で多少差があるように見えます。

  • 術後6ヵ月

    術後6ヵ月

    左右差もなく、きれいな形態が出来上がっています。彫刻による遠近法の様な表現ですが、凹凸がはっきりして立体的な印象となっています。

  • 術前と術後の比較

    術前と術後の比較

    正面(前方)からの比較で、出てしまっている耳輪部が奥に倒れ込んで、すっきりした印象を与えています。

立ち耳の施術はこちらへ

両側の立ち耳に対して耳介形成術(保険診療)を行った症例

正面写真から外観上の耳の突出を確認することで、立ち耳と思い受診される方が多くいらっしゃいます。
しかしながら、保険診療上はしっかりとした立ち耳の定義が存在し、その診察の際にその定義に沿って手術が決まります。

<立ち耳の定義>
①cephalo-auricular angle が40度以上
②mastoid-auricular distance が2.5cm以上
③scapho-conchal angle が150度以上(耳甲介と)

上記の定義の中から、一つないしそれ以上の範囲でとなった場合に「立ち耳」との診断が付けられます。

Before

術前

After

術後
症例
左右たち耳の症例
治療内容
耳介形成術
リスク
痛み・出血。完全な左右対象にはできない可能性があります。
費用
保険診療

立ち耳手術後の注意

内出血が耳介の変形(柔道耳)至ることもあるので注意が必要です。術後の固定として、ボルスター固定(耳の溝に合わせてガーゼを固定する)を行って、内出血による変形などを予防することもあります。術後の安静は1-2週間程度は我慢です。

日本形成外科学会専門医
医療法人社団 聡明会 理事長

田牧 聡志

  • 術前

    術前

    術前の診察では、①cephalo-auricular angleは40度以上、②mastoid-auricular distanceが3.0cm以上、③scapho-conchal angleが165度、と全ての項目において立ち耳との診断となりました。
    耳の解剖名称から、舟状窩ははっきりとしていません。また、耳輪脚の上行脚が平坦であり、結果的にscapho-conchal angleが広くなり立ち耳が一層強くなってしまっています。

  • デザイン

    デザイン

    術前のデザインが上行脚の峰に沿って描かれています(十字のマークは固定部位を示します)が、対耳珠端(マーキングあり)からどの程度の位置に軟骨の固定をするかを、決めています。

  • 術後1週間

    術後1週間

    手術から1週間は、内出血を予防するためのボルスター固定を行います。写真はボルスター固定(耳の溝に合わせてガーゼを固定する)が外された直後であり、手術に必要なデザインの痕跡や若干の出血も認められます。
    形態はすでに、立ち耳は解消され、しっかりと寝てしまっています。左耳の特に上行脚は腫れが強く出て、輪郭が不鮮明です。

  • 術後1ヵ月

    術後1ヵ月

    術後1ヵ月では、すでに縫合固定によって固着する位置に止められた軟骨同士は、ほぼ固着してしまうため、簡単に引っ張っても固定糸が切れても元に戻ることはありません。
    しかしながら、この時点では思い切り引っ張ると軟骨が避けてしまい固定が外れてしまう可能性がありますので、ラグビーや柔道などの激しいスポーツは難しいかもしれません。
    左右の角度(左が少し曲がってしまっています。)が若干違いますが、上行脚に注目すると峰がシャープになっています。

  • 術後3ヵ月

    術後3ヵ月

    手術は3ヵ月で完成としています。この時点では何をしても外れてしまうことはないので、どのようなスポーツを行っても問題ありません。
    ※左耳は手術後はピアスをされてているので、ピアス部分を隠しております。

  • 術前と術後の比較

    術前と術後の比較

    本症例は、上行脚に着目して、その部位を目立つように比較しています。
    耳甲介腔がきれいに湾曲していて良い結果となっています。
    バランスの良い耳介が形成されています。

  • 術後解説

    術後解説

    手術をすることで、上行脚がしっかりと折り込まれ、峰がはっきりと突出していることがわかります。
    術後の評価として、βが狭くなり立ち耳が改善され、綺麗な耳介が形成されるのです。

立ち耳の施術はこちらへ

右の対耳輪上脚が無いタイプの立ち耳

年齢:40代

40代男性の症例です。

Before

術前

After

術後
症例
右の対耳輪上脚が無いタイプの立ち耳の方です。
今まで、何件かのクリニックを探された後、当院に行き着いて頂きました。
治療内容
左右差を整えるため、右耳の対耳輪の上脚を耳介(耳)後面からアプローチして、軟骨膜を剥離した後、固定を行った症例です。これにより、気にされていた正面からの右耳の突出をなくし、バランスを取りました。
リスク
術後の痛み(当日及び翌日位です。)・出血。完全な左右対象にはできない可能性があります。
費用
保険診療

ドクターズコメント

片耳だけの立ち耳

左右差があるため、目立ってしまう立ち耳ですが、完全に左右差をなくすのは難しいのですが、比較的奇麗に整った症例です。軟骨の硬さにより固定時の変形が生じる場合もあります。

日本形成外科学会専門医
医療法人社団 聡明会 理事長

田牧 聡志

  • 術前

    術前

    右立ち耳ですが、対耳輪の上脚に関して左右差がある方です。
    左右差をどの部位に認めるかを確認して、手術の説明を行います。
    術前では、手術のリスクに関しても説明します。

  • デザイン

    デザイン

    左右差をなくすためにはどの位置に糸を掛けて固定するかが重要になります。
    初診時にも概ねお話ししますが、術当日に、鏡などを用いて確認し、固定位置を決定していきます。

  • 術後1週間

    術後1週間

    術翌日にも診察がありますが、その際は特に処置はなく、異常がないかを確認する程度です。ご自身で、毎日、洗浄を行って頂いた方がきれいになると説明しております。
    術後1週間では、抜糸を行います。

  • 術後3ヵ月

    術後3ヵ月

    術後1か月もすると、糸による固定がしっかり癒着(癒合)していき、引っ張っても外れないくらいになりますが、3か月で敢然となり、診察も終了となります。

立ち耳の施術はこちらへ

対耳輪の上・下脚が無いタイプの立ち耳(保険適用)

年齢:50代

50代女性の症例です。典型的な対耳輪の上・下脚が無いタイプの立ち耳です。今回も耳介形成術(保険診療)を行いました。

Before

立ち耳(両耳)_術前

After

立ち耳(両耳)の手術_術後
症例
対耳輪の上・下脚が無いタイプの立ち耳
治療内容
耳介の裏から皮膚を切開して耳介軟骨を直接矯正する手術です。術後には耳の形に添ってガーゼを1-2週間の固定をします。
リスク
痛み・出血。完全な左右対象にはできない可能性があります。
費用
保険診療

ドクターズコメント

耳のデザイン

デザインは指でつまみイメージを作ります。患者さんとのやり取りから良い形を決めていきます。しっかりと耳は寝る形状になるか、固定部位に無理は無いかを基準に決めていきます。
手術は耳の裏から入りますから、切開線は術後には隠れてしまい、ほぼ見ることができません。
固定する個所の軟骨膜状で剥離して、しっかりとした糸で固定をしてきます。当院では2カ所を固定します。

日本形成外科学会専門医
医療法人社団 聡明会 理事長

田牧 聡志

  • 術前

    術前

    対耳輪の上脚と下脚が無く、前方から見ると外に広がってしまっています。

  • 術後1ヶ月

    術後1ヶ月

    術後には1週間、就寝時にドーナツ枕を使用してもらい、耳をつぶさないようにしてもらいます。

  • 術後3ヶ月

    術後3ヶ月

    腫れが引いています。

  • 術後6ヶ月

    術後6ヶ月

    術後3ヶ月から形が安定しています。

立ち耳の施術はこちらへ

右の耳輪上のみが無いタイプの立ち耳(保険適用)

年齢:20代

20代女性の症例です。
右の耳のみ立ち耳でした。対耳輪上脚がなく耳が立ち上がってしまっているため耳介形成手術となりました。

Before

立ち耳_耳介形成_術前

After

立ち耳_耳介形成_術後2ヶ月
症例
右の耳輪上のみが無いタイプの立ち耳
治療内容
耳介の裏から皮膚を切開して耳介軟骨を直接矯正する手術です。術後には耳の形に添ってガーゼを1-2週間の固定をします。
リスク
痛み・出血。完全な左右対象にはできない可能性があります。
費用
保険診療

ドクターズコメント

片耳だけの立ち耳

左右の立ち耳ではなく、片方は正常な形で片方が立ち耳の場合は左右の形を合わせるために画像を左右反転した写真を元にデザインします。
できるだけ左右の耳の形が同じになるように苦心しています。

日本形成外科学会専門医
医療法人社団 聡明会 理事長

田牧 聡志

  • 術前

    術前

    右の立ち耳です。対耳輪上脚がなく耳が立ち上がってしまっています。

  • 対耳輪上脚

    対耳輪上脚

    わかりにくいために図示しました。

  • 手術翌日

    手術翌日

    ボルスター固定が施されています。

  • 術後2ヶ月

    術後2ヶ月

    手術後2ヶ月です。対耳輪上脚が形成されました。

立ち耳の施術はこちらへ

左右たち耳の症例(保険適用)

年齢:20代

20代女性。左右立ち耳の手術をおこないました。

Before

立ち耳の手術_術前

After

立ち耳の手術_術後
症例
左右立ち耳の症例
治療内容
耳介の裏から皮膚を切開して耳介軟骨を直接矯正する手術です。術後には耳の形に添ってガーゼを1-2週間の固定をします。
リスク
痛み・出血。完全な左右対象にはできない可能性があります。
費用
保険診療

ドクターズコメント

立ち耳手術後の注意

立ち耳の手術後の出血は耳介の変形(柔道耳)に通じますので、注意が必要です。術後の固定ではしっかりとボルスター固定を行い、出血による変形などを予防します。

日本形成外科学会専門医
医療法人社団 聡明会 理事長

田牧 聡志

  • 術前

    術前

    左右の立ち耳です。対耳輪上脚がなく耳が立ち上がってしまっています。

  • 対耳輪上脚の図

    対耳輪上脚の図

    対耳輪上脚がわかりにくいために図示しました。

  • 術後6か月

    術後6か月

    対耳輪上脚が形成されています。(右耳は耳の穴が見えていて角度が違います。)

  • 術前・術後

    術前・術後

    わかりやすいように片耳だけの術前術後写真です。

立ち耳の施術はこちらへ

  • 耳介形成術

右の耳輪上・下脚の無いタイプの立ち耳(保険適用)

年齢:20代

20代女性です。対耳輪の上・下脚の無いタイプの立ち耳に対して耳介形成術(保険診療)を行いました。
右の立ち耳ですから、左の耳は正常です。こうした場合は左右差を合わせるように、左の耳の画像を左右反転した写真を元にデザインしてきます。この症例の場合は右上脚は強く折り込まないように注意をして、手術を行いました。

Before

立ち耳耳介形成術_術前

After

耳介形成_術後
症例
右の対耳輪上・下脚の無いタイプの立ち耳
治療内容
耳介の裏から皮膚を切開して耳介軟骨を直接矯正する手術です。術後には耳の形に添ってガーゼを1-2週間の固定をします。
リスク
痛み・出血。完全な左右対象にはできない可能性があります。
費用
保険診療

ドクターズコメント

立ち耳とヘアスタイル

立ち耳を治療される方は、耳の形を気にして髪で隠している方が多いようです。
立ち耳は手術で修正できます。手術の傷跡も3ヶ月から6ヶ月で目立たなくなりますし、耳を広げなければ傷跡は見えないので自由なヘアスタイルを楽しむことができるようになります。

日本形成外科学会専門医
医療法人社団 聡明会 理事長

田牧 聡志

  • 術前

    術前

    対耳輪上脚と下脚が共になく耳が立ち上がってしまっています。

  • 対耳輪上脚と対耳輪上脚の図

    対耳輪上脚と対耳輪上脚の図

    わかりにくいために図示しました。

  • 術後2か月

    術後2か月

    対耳輪上脚および下脚が形成されました。

  • 術後2ヶ月正面からの写真

    術後2ヶ月正面からの写真

    左右の立ち具合を確認するとほぼ問題ないようです。

立ち耳の施術はこちらへ