鼻尖形成術とは
鼻尖とは鼻の先の事です。鼻尖形成術とは鼻先に耳の軟骨を移植することによって、低くて丸い鼻(いわゆる団子鼻)を高くしたり長くしたりシャープにする手術です。
鼻先は鼻先の軟骨の上に脂肪と皮膚が被さっています。鼻先の軟骨と皮膚の間に軟骨を詰め込むと、鼻先の皮膚がふくらみ、鼻先が高く、長くなります。
鼻先の皮膚に余裕があれば軟骨をいっぱい入れることができますので、鼻先をしっかりと高くできます。
しかし、鼻先の皮膚が硬くて伸びにくい、鼻が小さくて皮膚に余裕がないといった場合は少しの軟骨しか入れることができませんので、鼻先はそれほど高くなりません。
こんな方におすすめ
- 鼻先が丸い
- 高さやシャープさを出したい
- 形成外科専門医に手術して欲しい
- すっきりした鼻先にしたい
- 鼻の穴を縦長にしたい
- 美容外科専門医(JSAPS)に相談したい
治療の流れ
Step.01
診察
医師によるカウンセリングを行います。ご不安なことがありましたら、お気軽にご相談ください。
治療方針、治療方法、リスク、麻酔方法など、詳しく説明します。
アフターケア
シャワー・入浴
シャワー・入浴は翌日より可能です。
洗顔
鼻以外は翌日より可能です。
メイク
鼻以外は翌日より可能です。
注意事項
- リスク
- 左右差・瘢痕など。
- 腫れ
- 3日〜1週間程度
より自然になるまで更に約1〜2週間を要します
※個人差があります
- 内出血
- 1〜2週間程度
(メイクでカバーできる程度です)
※個人差があります
- 顔のマッサージ
- 約1ヶ月程度お控えください。
- 鼻出血
- 術後出血がみられることがあります。
鼻の穴に指を入れないで下さい。
鼻出血・鼻水はティッシュで優しく拭うようにしてください。
- 鼻の閉塞感
- 以前より鼻の中のスペースが小さくなり、慣れるまで鼻が通りにくく感じる場合があります。
料金表
鼻尖形成(鼻尖縮小) | ¥330000 |
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その他 | ご相談ください |
よくある質問
- Q.希望通りの鼻の形になりますか?
- A.医師との詳細なカウンセリングを通じて、希望の形状について十分に話し合います。しかし、個人の皮膚の状態や軟骨の量によって、完全に希望通りにならない場合もあります。医師は可能な限り希望に沿った結果を得られるよう努めますが、自然な仕上がりを重視します。
- Q.手術の痛みはどの程度ですか?
- A.手術は全身麻酔で行われるため、手術中の痛みは感じません。術後しばらく(個人差があり早い方で数時間)すると痛みが出てきます。その後数日間は軽度の痛みや不快感を感じる場合がありますが、処方された鎮痛剤で管理可能です。
- Q.手術の傷跡は目立ちますか?
- A.鼻尖形成術は、主に鼻柱および鼻孔からアプローチしますが医師は目立たない場所に最小限の切開を行い、縫合技術を駆使して傷跡を目立たなくします。
- Q.手術後、鼻呼吸に影響はありますか?
- A.手術直後は鼻の内部に腫れが生じるため、一時的に鼻呼吸がしづらくなる場合があります。しかし、これは通常1〜2週間程度で改善します。長期的には、鼻腔の形状を整えることで、むしろ呼吸がしやすくなる患者さんもいます。
- Q.効果はどのくらい持続しますか?
- A.基本的に鼻尖形成術の効果は半永久的です。ただし、加齢に伴う自然な変化は避けられません。適切なアフターケアと定期的な経過観察を行うことで、長期間にわたって美しい鼻の形状を維持できます。必要に応じて、数年後に微調整を行うこともあります。
ドクターコメント
だんご鼻の原因は皮下脂肪の厚さや軟骨の発達など、人によって様々です。
特に軟骨が発達している場合に適しているのが、この鼻尖形成術(だんご鼻解消術)です。
余分な軟骨を切り取ることで、すっきりと細い鼻先に生まれ変わります。
鼻尖形成術(だんご鼻解消術)では、鼻の内側から余分な脂肪や軟骨などのだんご鼻の原因を取り除くので、傷跡も目立ちません。
また効果は半永久的に持続します。
日本形成外科学会専門医
医療法人社団 聡明会 理事長
田牧 聡志