• PRPF再生療法

PRPF療法でほうれい線を根本改善|自己組織再生による長期間の効果とは

最終更新日2026.07.25(公開日:2025.07.21)
監修者:院長 田牧 聡志(たまき さとし)

口元のアップの女性の写真

ほうれい線の悩みを、その場しのぎではなく根本から解決したいとお考えではありませんか?ヒアルロン酸注射のような充填剤による一時的な改善とは一線を画し、PRPF(b-FGF添加多血小板血漿)療法は、ご自身の血液の力で皮膚組織そのものを再生させ、長期間にわたる自然な改善を目指す再生医療です。

この記事では、ほうれい線に対する治療効果と、ヒアルロン酸注射との違いを中心に解説します。施術の流れからダウンタイム、そしてクリニック選びのポイントまで、ほうれい線治療を検討する上で知っておくべき情報を網羅しました。

📝 PRPF療法の仕組み・メカニズム・適応部位全般の詳細は、PRPF肌再生療法のトップページ をご覧ください。

ほうれい線の根本原因とPRPF療法が「効く」理由

ほうれい線は、単なる「しわ」ではなく、加齢による顔の構造的な変化が原因で現れる「溝」です。主な原因は、頬を支える皮下組織(脂肪やコラーゲン)の減少と、皮膚自体のハリ・弾力の低下です。

加齢と共に皮膚の土台である組織がやせ細り、皮膚がたるむことで、頬の重みがほうれい線となって深く刻まれてしまいます。
従来のヒアルロン酸注射は、この溝をジェル状の物質で埋めて「見えなくする」対症療法でした。一方、PRPF療法は、失われた組織そのものを再生させることで、ほうれい線の原因に直接アプローチします。

ご自身の血液から抽出した多血小板血漿(PRP)に、組織の再生を強力に促す成長因子「b-FGF」を添加して使用することで、ご自身の力でコラーゲンや脂肪組織の再生を促し、皮膚の土台からふっくらと若返らせることが可能なのです。人工物ではないため、アレルギーの心配が極めて少なく、安全に根本的な改善が期待できます。

💡 PRPF療法のメカニズム詳細(注入後のゲル化、成長因子の放出、組織再生の3ステップ)については、PRPF肌再生療法のトップページ で詳しく解説しています。

ヒアルロン酸注射との違い|ほうれい線治療における選択基準

ほうれい線治療として広く知られるヒアルロン酸注射と本療法は、注射による治療という点は同じですが、その目的と結果は全く異なります。

項目PRPF療法ヒアルロン酸注射
原理自己組織の再生を促すジェルで溝を埋める充填
効果の現れ方2週間後から徐々に現れ、自然に完成注入直後から効果を実感
持続期間4年以上
(自己組織のため半永久的とも)
約半年〜2年
仕上がり自分の組織なので極めて自然注入量や技術により
不自然になるリスク
安全性自己血液のため
アレルギーリスクが極めて低い
異物のため稀に
アレルギーや塞栓のリスク

根本的な改善と長期的な効果を望むならPRPF療法、イベント前などですぐに効果が欲しい場合はヒアルロン酸注射、というように目的によって選択肢が異なります。

ほうれい線はどこまで改善する?効果と持続期間

PRPF療法による改善効果には個人差がありますが、多くの場合で高い満足度が得られています。

改善の程度

ほうれい線の状態期待できる改善
軽度〜中等度のほうれい線シワが目立たなくなり、若々しい印象を取り戻せます
深く刻まれたほうれい線溝が浅くなり影が薄くなるなど、顕著な改善が期待できます

完全に消すというよりは、「5〜10歳若返ったような自然な仕上がり」が目標となります。

効果の発現と完成

注入直後はPRPFの水分量で膨らみがありますが定着して、2週間から組織の再生が始まり、1ヶ月から3ヶ月ほどかけてゆっくりと効果が完成していきます。

持続期間

一度再生された組織はご自身の体の一部となるため、その効果は平均4年以上(自己組織のため半永久的とも)と非常に長く持続します。急に元に戻ることはなく、加齢とともに緩やかに変化していきます。

ほうれい線への治療の流れと所要時間

実際の治療は、カウンセリングからアフターケアまで含めて計画的に行われます。

1.カウンセリング

医師がほうれい線の状態を診察し、治療が適しているか判断します。期待できる効果やリスクについて十分な説明を受け、納得した上で治療を決定します。また、血液中に適正な血小板濃度であるかを測定し最終的に決定していきます。

2.採血

治療に必要な血液(ほうれい線の場合、約20〜30cc)を採血します。

3.PRPFの作製

採血した血液を遠心分離機にかけ、PRPを抽出。そこに研究会が定めたプロトコルに基づき、厳密に計量したb-FGFを添加してPRPFを完成させます。この工程に約30〜60分かかります。

4.麻酔

注入部位にクリームによる表面麻酔を行います。痛みが心配な方には、他の麻酔方法も選択できます。

5.注入

麻酔が効いたのを確認し、極細の針を使ってほうれい線の皮膚の下に丁寧に注入していきます。注入自体の時間は15〜30分程度です。
カウンセリングから注入完了までの総所要時間は、約1時間〜1時間半です。

ほうれい線治療後の経過とダウンタイム

メスを使わないため、体への負担が少なく、ダウンタイムが短いのが特徴です。

項目経過
腫れ通常3日〜1週間ほどで落ち着きます。
特に起床時に目立つことがあります。
内出血稀に内出血が出ることがあり、1〜2週間で自然に消えます。
メイクでカバーできる程度。
痛み注入時の痛みは麻酔で緩和されます。
注入後、若干痛みますが次第に緩和していきます。
日常生活洗顔やメイクは当日から可能。
長時間の入浴・激しい運動・飲酒は数日間控えることを推奨。

ほうれい線治療のクリニック選び最重要ポイント

満足のいく結果を得るためには、クリニック選びが最も重要です。以下の点を必ず確認してください。

1.PRPF療法研究会に所属する正規のクリニックか

これが最も重要なポイントです。研究会では、安全性と効果を最大化するための厳格なプロトコル(手順)が定められています。正規のクリニックは、このプロトコルを遵守して治療を行っています。

2.安全なプロトコルを遵守しているか

b-FGFの濃度管理、白血球の除去、塩化カルシウム不使用などの基準を守っているかを確認しましょう。

💡 当院が遵守しているプロトコルの詳細は、PRPF肌再生療法のトップページ でご確認いただけます。

3.医師の経験と技術

形成外科や美容外科の経験が豊富で、顔の解剖を熟知している医師を選びましょう。症例数が多く、カウンセリングでメリットだけでなくリスクも正直に話してくれる医師が信頼できます。

4.アフターフォロー体制

術後の経過観察(例:2週間後、1ヶ月後の診察)をしっかり行い、万が一の際に迅速に対応してくれる体制が整っているかを確認しましょう。

まとめ:自然で長持ちするほうれい線改善を目指して

PRPF療法は、ヒアルロン酸注射のような一時的な充填療法とは異なり、ご自身の組織を再生させることでほうれい線を根本から改善する再生医療です。自己血液を用いるため安全性が高く、一度再生された組織は長期間にわたって効果を持続させるため、自然な仕上がりを長く保ちたいと考える方に最適な治療法と言えるでしょう。

ただし、その効果と安全性は、b-FGFの濃度管理をはじめとする厳格なプロトコルの上に成り立っています。治療を検討される際は、必ず「PRPF療法研究会」の情報を確認し、正規のプロトコルを遵守する信頼できるクリニックで、十分なカウンセリングを受けてください。

ほうれい線の悩みから解放され、自信に満ちた若々しい笑顔を取り戻すために、PRPF療法という選択肢をぜひご検討ください。

PRPF肌再生療法のトップページはこちらへ