バッカルファットとは
バッカルファットとは、頬の内側の奥にある脂肪(頬脂肪)のことです。
頬の内側にある脂肪は、浅い部分と深い部分に分けられます。浅い部分は皮下脂肪、深い部分はバッカルファットといいます。
笑った時に頬をつまめるくらい膨らんだ部分がありませんか?その中にある脂肪がバッカルファットです。バッカルファットを取り除くと、ダイエットをしても痩せなかった顔がシャープな小顔になる可能性があります。
こんな方におすすめ
- 小顔になりたい方
- ブルドッグのような頬を改善したい方
- フェイスラインをすっきりさせたい方
- 丸顔をシャープにしたい方
- たるみ・ほうれい線が気になる方
- 形成外科専門医に手術して欲しい方
ブルドッグ顔の予防
バッカルファットは、若い頃は頬の横にありますが、年齢と共に下に垂れてきます。ほうれい線・たるみを強調してしまい、頬が垂れたブルドッグのような輪郭の原因になります。
バッカルファットを取り除くことで、シャープで若々し小顔になり、ブルドッグのような老け顔を予防することができます
頬の丸さとエラのハリには
顔をシャープで小顔にしたいと思っている方の中で、エラが目立つ方には、バッカルファット切除+エラボトックスがおすすめです。
顔のエラが張っている方は、バッカルファットを取り除くと頬がこけた印象になりやすくなります。エラのボトックス注射をすることで、シャープなフェイスラインになれます。
ボトックスは6ヶ月程度で効果が薄くなり、繰り返し注射しないと元に戻ってしまいますが、半永久的に効果を持続させるボトックス施術もございます。
治療の流れ
Step.01
診察
医師によるカウンセリングを行います。ご不安なことがありましたら、お気軽にご相談ください。
治療方針、治療方法、リスクなど、詳しく説明します。
バッカルファットのサイズ・脂肪量・骨格を綿密に計算し、理想の小顔に近づけます。
手術のプランを計画するために撮影します。Step.02
麻酔
口腔内に超極細針を使用した局所麻酔をします。
手術中に痛むことはありませんので、ご安心ください。Step.03
手術(手術時間 約1時間)
頬の一部を切開して、その下の頬筋(きょうきん)を切開して、バッカルファットを除去します。
切除が完了したら、切開口を溶ける糸で縫合します。溶ける糸なので、抜糸の必要はありません。
約2週間経つと糸が吸収され、表面に出ている糸は取れていきます。Step.04
術後処置
腫れなどの状態に応じてリカバリー室での休憩後、ご帰宅いただけます。
アフターケア
術後
3日ほど圧迫固定をします。7日目にチェックをし、口腔内の糸は解ける糸ですが必要に応じ抜糸をします。術後のむくみ、内出血は10日ほど起こる可能性があります。
治療後の通院や診察が必要な場合、医師の指示に従ってアフターケアを行ってください。術後の腫れや経過などについて、不安なことやご不明点などがありましたら、お気軽にご相談ください。
注意事項
- リスク
- 稀に腫れ、内出血(1〜2週間程度で薄くなります)
- 傷あと
- 口の中から手術するので、顔の表面に傷はできません。
- 食事
- 術後3時間程度は食事を控えてください。
- 洗顔・メイク
- 当日から可能
料金表
バッカルファット切除術(頬部脂肪切除術) | ¥253,000 |
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その他 | ご相談ください |
- 術式など手術の内容によって料金が異なりますのでカウンセリング時にご相談ください。
現在TCTメンバー募集中(モニター割引)です。ご相談下さい。
よくある質問
- Q.傷あとは目立ちますか。
- A.口の中から切開しますので、顔の表面に傷あとは残りません。
- Q.小顔効果はいつ頃から実感できますか。
- A.術後1週間は腫れますが、腫れがほとんどない方もいらっしゃいます。1週間過ぎてから少しずつお顔が引き締まり、約2ヶ月後に完成し、小顔効果を実感できます。腫れの少ない方は、術後から小顔効果を実感できます。
- Q.食事の注意点はありますか。
- A.術後数時間は食事を控えてください。熱いもの、辛いものはしばらくお控えください。
- Q.バッカルファットは脂肪吸引できますか。
- A.バッカルファットの脂肪吸引は危険ですので通常行いません。顔の深い層にある脂肪を吸引すると神経や血管を傷つけるリスクがあります。二重あごなど浅い皮下脂肪には脂肪吸引が向いています。
ドクターコメント
バッカルファットは、頬の脂肪ですが、口元にまで影響を与えることがあります。この解剖学的特徴を診察してどの程度切除を必要とするのか判断します。
手術の傷は頬の内側に、10-15mm程度ですが、2か月程度で分からなくなる程度になります。顔の表面を直接切ることが無く、麻酔もほぼ確実に聞かせることができるので、負担を掛けること非常に少ない手術と言えます。
日本形成外科学会専門医
医療法人社団 聡明会 理事長
田牧 聡志