乳房縮小術・乳房吊り上げ固定術

胸の大きさの悩み

「胸が大きすぎるので小さくしたい」「大きい胸が垂れてきたのでなんとかしたい」という胸の大きさ、下垂に悩んでいる方におすすめしたいのが乳房縮小術や、乳房吊り上げ固定術です。

乳房縮小術・乳房吊り上げ固定術は、余分な皮膚・脂肪・乳腺などを切除してバストを小さくし、乳房吊り上げ術(乳房固定術)は下垂したバストの形を整える治療です。術式の選択によっては、術後の授乳も可能です。その他、乳首の形へのリクエストも多く、「乳輪縮小術」(乳首の平坦な部分の手術)、「乳頭縮小術」(いわゆる乳首への手術)も扱っております。

こんな方におすすめ

  • 胸を小さくしたい
  • 授乳・加齢などで垂れた胸を治したい
  • 乳房の形が悪くなった
  • 大きな胸で悩んでいる
  • 左右の胸の大きさが違うので同じサイズにしたい
  • 日本形成外科学会の専門医に手術して欲しい方

乳房縮小術

生まれながらにして乳房が大きな場合や、妊娠経過とともに肥大した乳房を縮小します。
乳輪縮小術を兼ねているために、乳房及び乳輪が肥大している場合にふさわしい方法です。
授乳機能を温存することもできるこの乳房縮小術は、妊娠適齢期の女性には有効な方法です。

適応:乳房縮小を希望している患者で、高度の肥大乳房であり、授乳機能を温存したい場合
乳輪周囲を乳輪縮小術と同様にドーナツ型に小さくしたい部位を切除します。授乳に影響がないように内部の乳腺及び皮下組織を切除しします。隙間ができた皮膚を寄せるように詰めて縫っていきますが、その際に乳腺組織を小さく丸め込んで行くように小さく小さく皮膚を寄せていきます。

リスク
術後の腫れ・稀に血腫・左右差が生じることがあります

乳頭縮小術

母乳を与えるなどの刺激により腫大してしまった乳頭を縮小します。乳頭は、直径が10-15mm程度、高さが8-13mm程度に小さく整います。

適応:乳頭が腫大して下垂した状態

授乳機能を温存するかしないかで、術式が変わってきます。

①楔形単純切除術
授乳機能に関係なく行う方法として、乳頭先端を喫上(くさび形)に切除して残った部位を縫合します(V型に切り込みを入れて先端を切除し、残った部位を奇麗に細かく丁寧に縫合していきます)。簡単あり、非常に効果的な手術方法は長所となりますが、術後には授乳ができなくなってしまうことが短所と言えます。
リスク
授乳はできなくなります・術後の腫れ・内出血・左右差が生じることがあります

②Lai and Wu法・・・乳房機能温存
乳管が存在する乳頭の中心柱部を残して、周囲の乳頭皮膚をドーナツ状切除します。乳頭を小さくした場合は、乳輪もそのサイズに合わせるため、乳輪部の皮膚も三角に二カ所切除します。中心柱部を縮めるようにして、位置を合わせ周囲を噛み合うように丁寧に縫合していきます。手術は複雑になってしまうので料金は高めですが、術後でも授乳が可能です。
リスク
術後の腫れ・内出血・左右差が生じることがあります

乳輪縮小術

生まれながらにして乳輪が大きな場合や、妊娠経過中に肥大した乳房とともに大きくなり引き延ばされ乳輪を縮小します。直径3cm~5cm程度がの大きさに整えます。周囲はジグザグに切ることで自然な形態を再現して行きます。

適応:乳輪は直径3cm~5cm程度が一般的であるが、それを超えてしまっている場合。

乳輪をドーナッツ型にジグザグに切除した後に、細かく丁寧に縫合して行きます。縫合の際には、乳輪が皮膚に引かれて再び伸びないように工夫していますので、安心です。

リスク
術後の腫れ・内出血・左右差が生じることがあります

乳房吊り上げ固定術

乳房の皮膚は、年齢とともに授乳、体重の増加、重力などの影響でだんだんとハリを失い、下垂して若さが失われていきます。
乳房吊り上げ固定術は、余った皮膚を切除して周囲の組織をタイトニングし、下垂した乳房を吊り上げて整える手術です。

皮膚を切開後に余剰な皮膚を切除し、乳房の形を整えます。止血後に血抜きのドレーンを留置して皮膚を縫合します。サージカルテープや包帯で、胸部をしっかりと固定し終了となります。

治療の流れ

  • Step.01

    診察

    医師によるカウンセリングを行います。ご不安なことがありましたら、お気軽にご相談ください。
    治療方針、治療方法、リスクなど、詳しく説明します。
    女性の看護師、看護助手が付き添いますのでご安心ください。

  • Step.02

    手術方法の選択

    患者様のバストの状態やご希望にもとづき、どの方法で縮小するかなど、医師が手術方法をご提案します。疑問点は、遠慮なくご質問ください。
    感染症の有無などを確認するため採血を行います。

  • Step.03

    全身麻酔

    麻酔科専門医の先生から、簡単な説明があり点滴を取ります。
    その後、全身麻酔に必要な薬剤を投与し、手術のために準備を行います。

  • Step.04

    手術

    <乳房単純縮小術>手術時間は3時間程度となります。全身麻酔で行いますから、時間の経過としては、気にする必要はありません。

  • Step.05

    手術後

    手術後は数時間程度、リカバリールームで安静にしていただきます。
    安静後は、基本的に入院することなくそのままお帰りいただけます。公共の交通機関を使っての移動も可能です。
    ※帰宅後は、携帯電話により24時間体制で連絡を受けつけています。

アフターケア

  • 観察経過

    手術後は数回、バストの美容・健康・機能を見守るための経過観察を行います。
    (一週間後、一ヶ月後、三ヶ月後、半年後)

注意事項

リスク
痛み、出血、血腫、感染、乳輪乳頭の知覚が鈍くなる、左右差
ダウンタイム
はれ、内出血は2週間程度
シャワー・入浴
シャワーは3日後、入浴は1週間後

ドクターコメント

アメリカ形成外科専門医施設で多くの症例を経験して来ています。欧米人では肥大化した乳房の縮小希望が多いですが、日本人も西洋化の食生活で状況が変わってきています。縮小術には、乳房全体を縮小する方法、乳腺を残して周囲を縮小する方法(吊り上げ術)があります。患者さんの状態と年齢などを考慮に入れて術式を選択することになります。最後に行われる皮膚縫合は形成外科の技術を用いて、きれいに仕上げます。

日本形成外科学会専門医
医療法人社団 聡明会 理事長

田牧 聡志

料金表

乳房縮小術 ¥1,100,000~¥1,320,000
乳房吊り上げ固定術 ¥1,320,000
乳頭縮小術 ¥550,000
乳輪縮小術 ¥330,000
乳房切除術(FtM) ¥550,000~¥880,000
その他 ご相談ください
  • 術式など手術の内容によって料金が異なりますのでカウンセリング時にご相談ください。
    片側のみの手術を希望される方は上記の8割の金額となります。
    現在TCTメンバー募集中(モニター割引)です。ご相談下さい。

よくある質問

Q.バストはどれくらい小さくできますか?
A.当院の乳房縮小の手術は、ご希望のサイズまで小さくすることができます。
しかし、医学的に適切な基準値をもとにして乳房縮小を行いますので、具体的なサイズ指定までは承ることができない場合があります。
Q.乳房縮小の手術では、傷あとはどれくらい残りますか?
A.術後しばらくの間は手術を行った患部が赤くなったり、硬くなったりすることがあります。その後3ヶ月程度の期間の間に傷跡はある程度目立たなくなります。ただし、乳輪の縁に沿って切開する場合や、乳輪の下縦方向に切開する場合などは、縫合した部位に傷跡が多少残ることがありますのでご留意ください。