ほうれい線へのマイクロ脂肪注入

年齢:60代

60代の女性です。ほうれい線に脂肪を注入しました。
患者様ご自身の脂肪を採取し良質な脂肪だけに分離して、当院独自のマイクロ脂肪注入を行いました。

Before

ほうれい線脂肪注入 術前

After

ほうれい線脂肪注入 術後
症例
ほうれい線へのマイクロ脂肪注入。
治療内容
右大腿部内側より脂肪を採取し、採取した脂肪は、特殊な脂肪用裁断機に掛け、遠心分離機による処理を行うことで、マイクロ化して注入します。
リスク
腫れ・内出血・左右差・表面の凸凹・のう胞(oil-cyst)形成(脂肪壊死)。脂肪吸引部位(採取部位)には多少傷あとが残ります。
費用
495,000円

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ほうれい線へのマイクロ脂肪注入の経過

  • 術前

    術前

    ほうれい線が目立っています。ほうれい線は鼻翼基部(小鼻の付け根)から口角(唇外側端)に向かって目立っています。ほうれい線に脂肪を注入しました。脂肪は、一般的には大腿部(太もも)腹部(お腹)から採取しますが、今回は右大腿部よりの採取としました。今回、他の部位として、両側の下眼瞼に注入を行っています。大きな腫れは1~2週間程度、小さな腫れは1~2か月程度です。

  • 術後

    術後

    右鼻翼から右口角に向かって、はっきりとほうれい線が薄くなっています。

ほうれい線へのマイクロ脂肪注入

本症例では、脂肪を特殊な裁断器を用いてマイクロ化しているため、生着率を高くして、またより細かい個所に脂肪を注入できます。顔など繊細な部分に向いています。

日本形成外科学会専門医
医療法人社団 聡明会 理事長

田牧 聡志