豊胸バッグによるバストアップ

年齢:20代

胸郭に変形があり、胸部にも左右の非対称を認める難しい症例です。

人には必ず左右差があります。左右差の無い方はいないと言われています。顔面の左右差から来る二重の幅の左右差もよく議論されるところでしょう。胸郭も比較的多く認めることが多い変形の一つです。

Before

豊胸バッグ挿入前

After

インプラント豊胸_術後6ヶ月
症例
豊胸バッグによるバストアップ
治療内容
シリコンインプラント(プロテーゼ)を用いた乳房増大術・豊胸術です。
リスク
シリコンインプラント周囲に生じる被膜拘縮によりよれてしまったり、変形したり、硬くなったりする可能性があります。左右差を生じることもあります。
費用
550,000円(全身麻酔代別途必要です)

ドクターズコメント

インプラント豊胸

インプラント豊胸(人工乳腺法)は、乳がんへの再建術(癌で取ってしまった胸を元の状態に戻す手術のこと)に保険適応か可能になったことから、非常に注目を集めている方法です。今まで不安視されていたインプラントの性能も、世界で最も基準の厳しい「厚生労働省」による2013年から認可されたことで、安全であると言われる様になりました。実際にトラブルも少なく、安全な方法として多くの大学病院や一般病院で取り入れられています。

日本形成外科学会専門医
医療法人社団 聡明会 理事長

田牧 聡志

  • 術前

    術前

    術前の正面写真です。胸郭が左に軽度湾曲しています。湾曲のある方はほぼ100%左右差があります。

  • 術後

    術後

    乳房下縁切開から乳腺下にインプラントを挿入しました。
    右に対しては225ml、左に対しては185mlのシリコンインプラントを採用しました。

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大きさに左右差がある場合の豊胸手術(大胸筋下)

年齢:40代

乳房の大きさにコンプレックスを抱いていたたため、当院受診となりまいした。
左右差があり左は右に対して大きく(これは一般的に良くあることです。)、左右差の解消も希望の一つでした。
術前診察と比較的の大きなシリコンインプラント(プロテーゼ)を希望されたため、大胸筋下への挿入となりました。
右は255ml、左は235ml、Motivaのシリコンインプラント(プロテーゼ)でを手術を計画しました。

Before

豊胸 症例2 術前

After

豊胸 症例2 術後
症例
豊胸バッグによるバストアップ
治療内容
シリコンインプラント(プロテーゼ)を用いた乳房増大術・豊胸術です。
リスク
シリコンインプラント周囲に生じる被膜拘縮によりよれてしまったり、変形したり、硬くなったりする可能性があります。左右差を生じることもあります。
費用
660,000円(全身麻酔代別途必要です)

ドクターズコメント

バッグによる豊胸

シリコンインプラント(プロテーゼ)による豊胸は理想の大きさを実現できます。
ティーズクリニックで挿入するシリコンインプラント(プロテーゼ)(Motiva社製)は半永久的で入れ替えする必要はありません。
乳輪下切開では、アプローチ法として理想的であり、術後に気にする必要がありません。

日本形成外科学会専門医
医療法人社団 聡明会 理事長

田牧 聡志

  • 術前

    術前

    斜めの角度から見ると左右差が若干あることがわかります。
    右は左に対して、若干小さいです。シリコンインプラント(プロテーゼ)の大きさの決定は、使い古したストッキングにお米を入れた袋を作成して決めていくともありますが、希望によりサイズを決めることもあります。
    乳房の皮膚の厚さと250ml程度のシリコンインプラント(プロテーゼ)を希望されたため、乳腺下に挿入することとしました。

  • 術前デザイン

    術前デザイン

    シリコンインプラント(プロテーゼ)の大きさと若干余裕を持ったデザインを行います。
    また、今回は乳輪下縁の切開(乳輪下切開)でのアプローチ法を採用し予定しました。これにより術後はどこから挿入したのかは、わからなくなります。

  • 術後1週間

    術後1週間

    術後の固定期間である1週間を終了した状態です。この時点では若干腫れていて、少し大きな印象を受けます。
    豊胸術では一般に頭側(上の方)にシリコンインプラント(プロテーゼ)が移動してしまうリスクがあるため、頭側の固定を強化することが多いです。
    左右のアンバランスはほぼ解消されています。

  • 術後1ヶ月

    術後1ヶ月

    腫れが少なくなり、シリコンインプラント(プロテーゼ)の輪郭がはっきりしてきました。

  • 術後2ヶ月

    術後2ヶ月

    乳房の形状では、シリコンインプラント(プロテーゼ)などへの変化は少ないのですが、この時期は創部(乳輪下切開)の状況を確認していく時期です。

  • 術後3ヶ月

    術後3ヶ月

    完全に落ち着きました。シリコンインプラント(プロテーゼ)の挿入により外観上の左右差がないことがわかります。

  • 傷跡の経過

    傷跡の経過

    本症例は、乳輪下切開(乳輪下縁の切開)でのアプローチ法を用いました。
    経過は、術後1週間→術後1ヶ月→術後3ヶ月です。
    シリコンインプラント(プロテーゼ)のアプローチでは、
    ①乳房下切開(乳房下縁に沿っての切開)、②乳輪下切開(乳房下縁に沿っての切開)、③腋窩切開(腋窩部を切開)
    の3種類が一般的です。
    ①乳房下切開や③腋窩切開では、創部が目立つことがあります。
    また、③腋窩切開は、リスクとしてシリコンインプラント(プロテーゼ)が頭側(上の方)にずれてしまう可能性がありますから、理想的なアプローチとしては、②乳輪下切開が理想的ともいえます。

  • 術前術後の写真(正面)

    術前術後の写真(正面)

    左右に大きさに関して若干差がある症例に対して、右は235ml、左は255mlのMotiva社製のシリコンインプラント(プロテーゼ)を挿入しましたが、左右差の解消がなされています。

  • 術前術後の写真(横)

    術前術後の写真(横)

    大きめのシリコンインプラント(プロテーゼ)を挿入したことを確認できます。

  • 術前術後の写真(斜め)

    術前術後の写真(斜め)

    貧乳は解消され、バストのラインがきれいに仕上がっています。

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バストアップ豊胸術(乳腺下豊胸)

年齢:70代

70代の高齢者へのバストアップ豊胸術(インプラント豊胸術)の症例です。残りの人生を楽しみたいと受診されました。
インプラントの容量が多くなくてもバストアップは可能です。無理しない範囲で、下垂してしまった乳房に張りを与えることが可能です。
本症例は、215mlのインプラントを乳輪下切開アプローチ法にて挿入しました。

Before

After

症例
豊胸バッグ(シリコンインプラント=プロテーゼ)によるバストアップ
治療内容
シリコンインプラント(プロテーゼ)を用いた乳房増大術・豊胸術です。
リスク
シリコンインプラント周囲に生じる被膜拘縮によりよれてしまったり、変形したり、硬くなったりする可能性があります。左右差を生じることもあります。

※年齢的なリスクとして、術後、やや人工的な乳房となる可能性はご理解ください。
費用
660,000円(他、全身麻酔代など別途必要です)

ドクターズコメント

バッグによる豊胸

シリコンインプラント(プロテーゼ)による豊胸は理想の大きさを実現できます。年齢で失われてしまった乳房の張りを取り戻すことが可能です。若い方の手術と思われていますが、このところのブームもあり高齢者への豊胸術は非常に効果的で、患者さんご本人の気持ちも若返るようです。

当院で挿入するシリコンインプラント(プロテーゼ)(Motiva社製)は半永久的で入れ替えする必要はありません。
乳輪下切開では、アプローチ法として理想的であり、術後に気にする必要がありません。

日本形成外科学会専門医
医療法人社団 聡明会 理事長

田牧 聡志

  • 術前(正面)

    70代という年齢的には、下垂は強くない方です。しかしながら、年齢相応の乳房の張りは失われています。

  • 術前(左右斜め)

    斜め方向の方が乳房の下垂は顕著にわかります。全体に平坦化した乳房を認めます。

  • デザイン(正面)

    術前の大まかなデザインを示します。
    デザインは仰臥位(仰向けに寝た状態)で行いますので、立ち上がると変形したように見えてしまいます。

  • デザイン(左右斜め)

    左右斜めです。

  • 術後翌日

    術後翌日、テーピングを一度外している状態です。
    切開創部(傷跡)は非常に綺麗です。
    手術中に挿入した廃液用のドレーン(Multi-Channel Dranage)は、翌日抜去としています。

  • 術後1週間(正面)

    腫れによる若干の左右差がありますが、全く問題ないようです。
    乳房内側の赤い部位はテープ固定による皮膚の剥離です。必ず良くなって行きます。

  • 術後1週間(左右斜め)

    印象が変わったことがわかります。
    バストが重くなったため、下垂予防バストバンドをしっかりと行っていきます。

  • 術後1ヶ月(正面)

    乳房の形態は良好です。
    皮膚剥離の色素沈着が乳房の内側に認めますが、術後半年程度でなくなります。

  • 術後1ヶ月(左右斜め)

    腫れも殆ど無くなってきて、ほぼ完成に近い形態となっています。

  • 術後3ヶ月(正面)

    術後3ヶ月正面です。

  • 術後3ヶ月(左右斜め)

    術後3ヶ月左右斜めです。

  • 傷跡の経過

    経過は、翌日→術後1週間→術後1ヶ月→術後3ヶ月

    本症例は、乳輪下切開(乳輪下縁の切開)でのアプローチ法を用いました。
    シリコンインプラント(プロテーゼ)のアプローチでは、
    ①乳房下切開(乳房下縁に沿っての切開)
    ②乳輪下切開(乳房下縁に沿っての切開)
    ③腋窩切開(腋窩部を切開)
    の3種類が一般的です。
    ①乳房下切開や③腋窩切開では、創部(瘢痕・傷跡)が目立つことがあります。
    また、③腋窩切開は、リスクとしてシリコンインプラント(プロテーゼ)が頭側(上の方)に移動(ずれて)しまう可能性がありますから、理想的なアプローチとしては、②乳輪下切開が理想的ともいえます。

  • 術前術後比較(正面)

    下垂している乳房が自然な形態に変化していることがわかります。

  • 術前術後比較(横)

    下垂していた乳房に張りが戻り、立ち上がった乳房を形成しています。

  • 術前術後比較(斜め)

    非常にきれいな形態であり立ち上がった乳房を認めます。

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若干の左右差がある場合の豊胸手術(大胸筋下)

年齢:20代

乳房のバストアップを希望され受診となる。乳輪下切開を採用している当院の豊胸術を希望し受診されました。
若干の左右差(一般的に左が多き傾向がある)があり、右に少し多めのシリコンインプラントを希望されました。

Before

After

症例
豊胸バッグ(シリコンインプラント・プロテーゼ)によるバストアップ
治療内容
シリコンインプラント(プロテーゼ)を用いて、乳輪下切開のアプローチ法による乳房増大術・豊胸術です。
リスク
シリコンインプラント周囲に生じる被膜拘縮によりよれてしまったり、変形したり、硬くなったりする可能性があります。左右差を生じることもあります。
費用
550,000円(他、全身麻酔代など別途必要です)

ドクターズコメント

バッグによる豊胸

シリコンインプラント(プロテーゼ)による豊胸は理想の大きさを実現できます。
ティーズクリニックで挿入するシリコンインプラント(プロテーゼ)(Motiva社製)は半永久的で入れ替えする必要はありません。
乳輪下切開では、アプローチ法として理想的であり、術後に気にする必要がありません。

日本形成外科学会専門医
医療法人社団 聡明会 理事長

田牧 聡志

  • 術前(正面)

    写真でも若干の左右差を認めます。一般的な傾向として、左が大きいことが多いようですが、この方も左が大きいです。

  • 術前(左右斜め)

    乳房下縁の影が左の方が強く出ていて、左右差がありますが、恐らく10-20ml程度と思われます。
    左右別々のサイズの選択も可能(※参照)ですが、この程度の差では同一サイズを入れることをお勧めしております。

    ※左右差がある場合は、インプラントの購入に別料金が掛かってしまう可能性があります。

  • 手術当日

    デザインを示します。
    インプラントは285mlとしました。
    乳輪位置にインプラントの中央が一致するようにデザインをおこないます。

  • 術後翌日

    術後翌日はこのようにテーピングで固定された状態です。
    1週間はこの状態で安静を図ります。この白いテープは粘着が強いのでできるだけ濡らさないようにすることで、シャワーは翌日か翌々日には入ることが可能です。

  • 術後1週間(正面)

    左の方が若干腫れている印象がありますが、特に大きな問題はありません。

  • 術後1週間(左右斜め)

    術後1週間の左右斜めの写真です。

  • 術後2週間(正面)

    左の腫れが気になっていましたが、問題ない様子です。

  • 術後2週間(左右斜め)

    術後2週間の左右斜めの写真です。

  • 術後1ヶ月(正面)

    かなり落ち着いてきました。
    この頃になると、乳房周囲の違和感は残りますが、基本的に痛みは伴いません。

  • 術後1ヶ月(左右斜め)

    術後1ヶ月の左右斜めの写真です。

  • 術後3ヶ月(正面)

    ほぼ正常な経過で赤みなどもなくなっています。細かな症状も術後3ヶ月を過ぎると殆どなくなります。
    左右差も殆どわかりません。

  • 術後3ヶ月(左右斜め)

    術後3ヶ月の左右斜めの写真です。

  • 術後6ヶ月(正面)

    完成形です。左右差が無く非常にきれいです。

  • 術後6ヶ月(左右斜め)

    術後6ヶ月の左右斜めの写真です。

  • 乳輪下切開アプローチ法による術後瘢痕(切開創部)の経過

    左から、術後1週間、術後3ヶ月、術後6ヶ月を示しています。
    術後3ヶ月程度から、創部(切開部)は目立たなくなります。乳輪下切開アプローチ法では、腋窩や乳房下縁切開と比較して傷がわかりにくいことが特徴です。
    基本的な事柄として、切開部の切開創(傷跡)は消えることはありませんので、何かしら色がついている(例えば乳輪)組織の近くにある切開創はわかりにくくなります。

  • 術前術後の写真(正面)

    術後6ヶ月との正面での比較です。

  • 術前術後の写真(横)

    術後6ヶ月との横での比較です。

  • 術前術後の写真(右斜め)

    術後6ヶ月との右斜めでの比較です。

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