• 耳介形成術

右の対耳輪上脚が無いタイプの立ち耳

年齢:40代

40代男性の症例です。

Before

術前

After

術後
症例
右の対耳輪上脚が無いタイプの立ち耳の方です。
今まで、何件かのクリニックを探された後、当院に行き着いて頂きました。
治療内容
左右差を整えるため、右耳の対耳輪の上脚を耳介(耳)後面からアプローチして、軟骨膜を剥離した後、固定を行った症例です。これにより、気にされていた正面からの右耳の突出をなくし、バランスを取りました。
リスク
術後の痛み(当日及び翌日位です。)・出血。完全な左右対象にはできない可能性があります。
費用
保険診療

右の対耳輪上脚が無いタイプの立ち耳の経過

  • 術前

    術前

    右立ち耳ですが、対耳輪の上脚に関して左右差がある方です。
    左右差をどの部位に認めるかを確認して、手術の説明を行います。
    術前では、手術のリスクに関しても説明します。

  • デザイン

    デザイン

    左右差をなくすためにはどの位置に糸を掛けて固定するかが重要になります。
    初診時にも概ねお話ししますが、術当日に、鏡などを用いて確認し、固定位置を決定していきます。

  • 術後1週間

    術後1週間

    術翌日にも診察がありますが、その際は特に処置はなく、異常がないかを確認する程度です。ご自身で、毎日、洗浄を行って頂いた方がきれいになると説明しております。
    術後1週間では、抜糸を行います。

  • 術後3ヵ月

    術後3ヵ月

    術後1か月もすると、糸による固定がしっかり癒着(癒合)していき、引っ張っても外れないくらいになりますが、3か月で敢然となり、診察も終了となります。

ドクターズコメント

片耳だけの立ち耳

左右差があるため、目立ってしまう立ち耳ですが、完全に左右差をなくすのは難しいのですが、比較的奇麗に整った症例です。軟骨の硬さにより固定時の変形が生じる場合もあります。

日本形成外科学会専門医
医療法人社団 聡明会 理事長

田牧 聡志