耳介形成術(立ち耳)症例1
20代女性の方、立ち耳に対して耳介形成術(保険診療)を行いました。
写真1.術前
左右の立ち耳です。対耳輪上脚がなく耳が立ち上がってしまっています。
写真2.
対耳輪上脚がわかりにくいために図示しました。(この耳の絵を簡単に描けない形成外科医はちょっと怪しいです!)
手術解説:
写真3.術後6か月
対耳輪上脚が形成されています。(右耳は耳の穴が見えていて角度が違います。)
リスク・副作用:手術ですから出血や痛みは必ず可能性があります。出血は耳介の変形(柔道耳)に通じますので、注意が必要であり、術後の固定ではしっかりとボルスター固定を行い、出血による変形などを予防します。1-2週間程度は我慢が必要です。耳介形成術では、完全に左右対称にできない可能性もあります。
料金:保険診療です。