- 二重整形切開法
埋没法から切開法の二重整形(他院修正)
年齢:20代
20代前半の患者様です。今まで他院で埋没法を1回されていますが、外れてしまったため
当院を受診して頂きました。
希望としては、しっかりと広めで、内側は平行っぽく、外側に向けて末広となる、中間的な二重を希望されました。
要するに、二重のラインが内側から外側に向けて全て見えているけれど、平行ではなく広がっている形です。
Before

After

- 症例
- 他院埋没法から切開法の二重整形
- 治療内容
- 希望の二重ラインで皮膚を切開し、埋没糸の抜糸、必要に応じて余分な皮膚や脂肪を切除、組織を縫合し重瞼線を作成します。
- リスク
- 内出血・腫れ・まれに二重が浅くなることがあります。
- 料金
- 473,000円
埋没法から切開法の二重整形(他院修正)の経過
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術前の診察
うっすらと以前の埋没法のデザインが残っていて、中間型二重(末広と平行の中間的で、目頭は狭く、目尻は広い)である。
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術前 閉眼
左右差が無く、うっすらと重瞼線が見えます。
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デザイン
デザインは自然な中間型ふたえ(目頭から広がって行く感じ)で行いましたが、難しそうな印象ではありません。左右共に9mmとしてプランして、幅2mm程度で皮膚を切除してすっきりさせるようにしました。
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手術後1週間
術後1週間で抜糸直後です。幅が広くとっているため組織量が多く腫れが目立ちます。内出血は全くないですね。
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術後1週間 閉眼時
術後1週間はまだ腫れているので、白目が少し見えます。
皮膚を少し取っただけですから、閉瞼(まぶたを閉じる)ができない訳ではありません。 -
術後1ヶ月
術後1カ月ですが、まだまだ腫れていて、我慢が必要な時ですね。
若干平行型様ですが、時間が経過すると中間型に変わっていきます。 -
術後1ヶ月 閉眼
傷跡は、術後1ヶ月が最も目立つ時期です。
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術後2ヶ月
術後2カ月ですが、右が少し広い印象ですが、写真の撮り方のためでしょう。
しかし、内側の広さは左右差が若干出てしまっています。 -
術後2ヶ月 閉眼
切開線にも左右差が出てしまっているように見えます。二重まぶたが完成するまでの一時的なの問題だと思われます。
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術後3ヶ月
二重幅に関しては、左右差はほぼなくなってきています。
しかしながら、内側の重瞼線の始まりが右の方が若干広いですが、結論的には内側の目の形に影響されてしまったようです。 -
術後3ヶ月閉眼
こうしてみると左右差は殆どありません。
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術後6ヶ月開瞼
完成形です!
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術後6ヶ月閉瞼
術後3ケ月と比較しても更に綺麗になっています。
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術後6ヶ月横
横から見たところですが、まったくの平坦であるとわかります。
他院修正の二重切開
ティーズクリニックでは、幅が広い二重の場合は、まぶたの腫れが引くのに時間が掛かる時があります。
二重腺からまつ毛までの組織量が多くなるために腫れやすくなるようです。自然な二重を目指す場合は、9mmは二重幅では限界なのかも知れません。
日本形成外科学会専門医
医療法人社団 聡明会 理事長
田牧 聡志