- 顎の整形
あごの整形
あごがないことに悩んでいる患者様、あごが足りない(後ろに引っ込んでいる)ことを気にしている患者様は意外と多くいらっしゃいます。
一時的にヒアルロン酸注入であごの形を整えることができますが、半永久的に顎のラインを整えたい場合はプロテーゼ挿入となります。
Before

After

- 症例
- 顎プロテーゼ挿入
- 治療内容
- 口の中から患者様の顔に合わせたシリコンインプラントを挿入します
- リスク
- 腫れ・内出血
- 費用
- 275,000円
あごの整形の経過
-
術前
下顎の前突(あご先)が足りなく、下がっています。結果的に、いわゆるE-lineから口唇が出てしまっているのです。
この方は、とてもチャーミングな方でして、口唇も整っている上、鼻は決して低くはないのですが、下顎が小さいためかE-lineから口唇が出てしまう格好となっています。 -
デザイン
下顎の形状に合わせて、シリコンインプラントを調整します。
シリコンインプラントの大きさ、位置はとても重要です。
E-lineから口唇が出ないようにするデザインを行っていきます。この方は6mm出すこととしました。 -
手術直後
顎形成術の術直後です。すでにアウトラインはE-lineがしっかりと形成されるように下顎が突出しています。
シリコンインプラントは下口唇の裏から挿入するので、顔自体に切開を入れることなく、手術が可能です。そのため、顔面には傷が一切できません。 -
手術後1週間
手術後1週間です。かなり腫れも引いてきて、きれいな下顎の形状になり、E-lineがはっきりと形成されきれいになりました。
-
術前と術後の比較
顎の整形手術前と手術後の写真です。
印象を語れば、やはり口唇がE-lineの後方にあることでシャープな印象を与えます。
横顔を整える
下顎の突出が足りない、要するに、「あごなし」と悩んでいる患者には、いきなり手術を勧めるのではなく、先ずは、ヒアルロン酸注入で下顎を整えて、頤形成(顎整形)をするとどのような感じになるかイメージするのが良いでしょう。横顔を整えるのです。
シリコンインプラントの大きさや位置はとても重要ですのでデザインに時間をかけています。遠慮なくご相談ください。
日本形成外科学会専門医
医療法人社団 聡明会 理事長
田牧 聡志